「目覚めよという声が聞こえ」と審判のカード

バッハの
「目覚めよという声が聞こえ」
という有名な曲がありまして、

これは『カンタータ第140番〝目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声〟BWV140』の第4曲の合唱曲(コラール)なのですが、

これを弾いていると、
「これ、20の審判のラッパの音だよねえ!」
と思う音が入っているんですよね。

いつも、
別の階層から鳴っている音だなあ。
と思うのです。

***

タロットカード20の審判は

・天使がラッパを吹く、
意思を吹き付け続ける事で、下にある墓石の蓋が開く。
硬く重い石が、軽く柔らかいものに変化する。
振動密度が低い物から高い物へ

・陰陽の結合で、三つ目の物が生まれ、上の階層の物とアクセスする。今までアクセスできなかったものとアクセスする。
雲の上に天使がいる。

・父と母と、子も描かれている。それは陰陽、中和、でもある。
0ポイントは上の階層とのつながりができる。

というところもあります。

***

この曲には歌詞があります。

以下 このページから引用させて頂きます
https://www.classic-suganne.com/entry/2017/09/19/180911

原曲は『カンタータ第140番〝目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声〟BWV140』の第4曲の合唱曲(コラール)なのですが、バッハ自身がオルガン独奏用に編曲しています。
J.S.Bach: Wachet auf , ruft uns die stimme , BWV140

 第1曲 コラール合唱
ザッ、ザッという花婿たちが颯爽とやってくる足音。さあ来たぞ、という物見の声。いよいよ、という高揚感の裏で、眠り込んで起こされる花嫁たちの慌ただしさも伝わってくるような曲です。  

目覚めよ、とわれらに物見らの声が呼びかける、
はるかに高く、望楼の上から。
目覚めよ、エルサレムの町よ!
今、時は真夜中。
彼らは明るい口調で呼びかける、
賢い乙女たちよ、君たちはどこにいるのか、と。
さあ、花婿がやってくる。
アレルヤ
支度を整えなさい、
婚礼に向けて。
そして花婿を出迎えるのだ!

第4曲 コラール 

オルガン曲になった有名なコラールはこちらです。テノールで歌われます。   

シオン(エルサレムの古名)は物見らの歌うのを聞き、
その心は、喜びに踊る。
彼女は目覚め、急いで床を出る。
愛する友は、天から晴れやかにやってくる、
恵みを強さとし、真理を力として。
シオンの光は輝き、シオンの星は昇る。
さあ来てください、尊い冠よ、
主イエス、神の子よ!
ホサナ!
みんなで従っていこう、
喜びの広間へと。
そして晩餐をともに祝おう。


***

おまけ、

松村先生のnote48にちょうど記述があったので、引用させて頂きます。

「20審判のカードでは、ガブリエルがラッパを吹き、するとそれは「目覚めよという声が聞こえる」という具合で、下の箱の中に閉じ込められた青い人が立ち上がるが、ここにも瓶割りがあり、そうなると、18月のカードのように深層探求というより、はじめから、積極的働きかけ、ラッパを吹く、寝た子を起こすなどによって、死んだように静かな水面から、対象性を引き出すという行為が、27度の中に入っていることになる。」




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