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大学職員の楽しみ方(前編)

管理人Oです。

2022年も、はや残すところ2週間ほどで終わりを迎え、新たな年に突入しますね。年の瀬ということもあり、同業の皆様方は忙しなく日々過ごされているのではないでしょうか。

さて、また長らく投稿期間が空いてしまいましたが、この3ヶ月ほど他大学・他機関の方々とプロジェクト的に研修に携わることができ、充実した日々を過ごさせていただきましたので、自身の振返りも含めて記事にまとめます。長くなったため、前編・後編に分け二部構成でお送りします。

国立大学法人等若手職員勉強会

国立大学協会が主催する『国立大学法人等若手職員勉強会』について、お聞き及びの方もいらっしゃるかと存じます。本勉強会は、”国立大学等の継続的な発展に貢献する若手職員の力量向上”を目指し、国立大学法人および大学共同利用機関法人に在籍する概ね経験年数5~10年の主任以下の若手事務職員を対象として開催される大規模な研修の一つです。

例年120名程の大学職員等が参加し、年度毎に設定されたテーマについて2日間徹底的にグループで話し合い、最後にそれぞれのグループでテーマに対して導き出したアイデアを発表するという、対話重視の研修となっています。

(参考)一般社団法人国立大学協会HP|国大協News|2021年度国立大学法人等若手職員勉強会―つなぐ・つながる国立大学。10年後の姿を思い描こう。―を開催(12/7-12/8)

https://www.janu.jp/news/9022/


私は2021年度に参加者として、そして、2022年度に国立大学協会の職員方と協働して企画・運営を行う企画員として、本勉強会に携わらせていただきました。このように大規模な研修を企画・運営する経験は今までに無く、携わっている中で多くの方から学びを得て、そして、振り返ると楽しい3ヶ月を過ごせたなと感じています。

どのような経緯で企画員となったのかはまた別の機会にまとめられたらということで、前編では『企画員(私のほか9名も含め)としてどのような想いを本勉強会に込めたか』、後編では『私の振返り』に焦点を当てて情報共有させていただきます!

大学職員の楽しみ方と大学へのコミットメント

企画員10名の初顔合わせは、2022年9月の第一週目に行われました。2020年度参加者、2021年度参加者の中で声をかけられた仲間たちが集い、この打合せを皮切りに3ヶ月に亘る協議を進め、勉強会の実施まで歩むこととなります。

勉強会テーマを設定することが、企画員の最初のミッションでした。過去参加した経験やこれから参加される職員方に経験してもらいたいことを洗い出し、以下の想いを乗せて、勉強会タイトルを『見つめ直し、仲間と共有しよう。大学職員の楽しみ方と大学へのコミットメント』と決めました。

  • 日常、自身の置かれている環境を「見つめ直す」機会が少ないからこそ、勉強会でその時間を提供したい。

  • 自分の大学・置かれいている状況を知り仲間へ共有する、また、他大学の情報を共有してもらうことを通じて、若手職員としてどんな働き方があげられるか、楽しく仕事をするためには、輝けるためには、何ができるかを考えるきっかけや、自大学へ今後どうかかわっていくのか、どう貢献していくのか等について考え、意識してもらいたい。

実際、私自身も日頃の業務の中で、広い視野を持って自分自身が置かれている状況を考える機会はそうそうありませんでした。考える時間ができたとしても、そこで生じる疑問や悩みを、他の職員と共有し自分の糧とする機会も少ないため、自分だけで抱え込んでしまうことばかりだったように思います。

企画員一丸となって、せっかく全国各地から同業の仲間が集う勉強会なので、上記のような状況を打開し、参加者それぞれの糧となるような機会としよう、と意識して取り組みました。勉強会当日を迎えるまでチャットツール、Web会議を通じてワイワイと協議を重ね、納得のいく会を企画することができました。他の企画員も秀でた方ばかりで、アイデアは尽きないし実行するための知識・経験が豊富でかなり勉強になりました。協議を通して、各大学での取組みを深く知る機会もあり、まさに大学職員の楽しみ方とコミットメントを考えられる貴重な経験となりました。


このように想いを込めて準備し、ついに当日を迎えるわけですが、その様子と振返りは後編にて共有させていただきます。

今回もお読みいただきありがとうございました。

【管理人O】


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