大学職員としての危機感

管理人Iです。随分投稿が出来ずじまいになってしまいました。

ありがたいことに学内のSD委員会メンバーとなり、SDの設計・企画に携わることができるようになりました。
SDに関する打合せの中で私が提案させていただいた企画は、「危機感の共有」にポイントを置いたものです。私は前々から大学職員の中での危機感の「差」を問題視していました。私は高等教育の未来と本学の現状を照らし合わせた時に、大きな危機感を覚え、自分なりに部署内で提案を重ねたり、できる範囲で自己研鑽に励んできました。しかし、周囲はそうではなく、一向に業務の改善や共通の目目標設定が進んでいない状況です。
その状況から感じたことは、「自分だけが危機感を持っていても仕方がない」ということでした。一人ひとりの危機感が集まってこそ、大きな動きになるのであって、自分一人の力ではどうにもできないことが多すぎる、ということです。

だからこそ、同じ世代を過ごし、これからの未来を共に作っていく同世代の職員とは危機感を共有したい。その危機感を集めて大きな力としたい。そんなところからSDを設計していきたいと考えています。
SD研修は関心のない人にとってはただの「面倒な行事」だと捉えられることもあります。通常の仕事の時間を割いてまで参加する価値があるのかと考える方もおられるでしょう。意識の差を埋めていけるような企画設計ができるか。あるいは管理職や経営陣からも注目してもらえるものにできるか腕の見せ所です。

皆さんの大学では危機感の共有ができているでしょうか。
あるいは危機感を促すメッセージが経営陣や管理職から発信されているでしょうか。学内で危機感を共有できる方を見つけたいものです。じっくり話をすればきっと見つかるはずです。SD研修はそうした「危機感仲間」を見つける企画でもいいかもしれませんね。

私としてはSDに携われることをありがたく思い、今後につながるSD企画を考えていきたいと思います。

【管理人: I】



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