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卒業後&年度明けからの就活(進行中)
2024年3月に心理系の大学院を修了した。
思い返すと院の生活は本当に大変で、講義資料の作成・相談者の事例報告資料作成や発表・修士論文の執筆や進捗発表・実習と実習報告などが次々と休む暇なく襲ってきた。
大学生の時は期が終わる頃に期末レポートがあり、それを処理するために1・2週間頑張れば良いだけだった。
しかし大学院はそうではない。
感覚的に言うと、大学は1・2週間頑張ればなんとかなる「短距離走」で、大学院は2年間走り続けないといけない「超(長)距離走」のような感じだった。
短距離走と長距離走で使う筋肉が違うように、短距離走の走り方しか知らない自分にとって大学院生活は本当に辛かった。
自分の身体はストレスがかかると身体に出るタイプなようで、修士1年の7月頃には足の関節が痛くなり、杖をついて学校へ登校していた。
修士1年の夏休みは実習先に通いながら自宅療養に専念し、なんとか年内までに体調を回復させることができた。
修士2年になってからは修士論文執筆に追われ、夏休みは病院実習と修士論文執筆に追われた。
ちなみに修士論文は「ストレスケア」について執筆した。ストレスケアの論文を執筆しているのに、何故論文を書くことでストレスが溜まっていくのだと愚痴を吐いていたこともあった。
そんなこんなで、論文を書き上げ、締め切りの12月15日に余裕を持って提出することができた。
修士論文が執筆し終わると、少し余裕が生まれ、就職先どうしようと考えるようになった。
過去の先輩は3月頃に就活をしていたこと、先生に就活について尋ねると「2月・3月に求人が多く出るから、まずは国家試験を優先じゃない?」と言われた。
このことから、「3月になったら就活すればいいや」と自分は思っていた。
周りからは「就活大丈夫?」とよく聞かれたが、大学院は大学生と違うスケジュールで動いていると思い、大丈夫だと思っていた。
先程、国家資格の話題を取り上げたが、心理師の国家試験は3月3日に東京で行われた。
自宅は札幌にあるため、遥々東京へ行き、試験を受けた後は大いに遊んだ。
これまで2年間頑張ったのだから、3月3日から1週間は何も気にせず遊ぼう。1週間くらい休んでも罰はあたらないと思い込んで。
そして卒業の週になり、さすがに就職先を見つけないといけない思い、1件興味のある求人に応募した。
自分の性格は、「まあ、なんとかなるでしょ。」という無責任と慢心が合わさったものなので、「絶対採用される!」という思いがあり、他の求人に応募せず、採用の連絡を待った。
しかし、3月が終わり、4月1日になった時、採用先から電話が来てこう言われた。「採用を見送らせて頂きます」と。
普通ならここでお先真っ暗で気分が落ち込むだろうが、自分は何故か
「タチの悪いエイプリルフールじゃん…。」「追加採用とかくるでしょ」「採用されなくてもなんとかなる」と思いながら、意外にも冷静でいた。
気分が落ち込んだのは数日経ってからだった。きっと現実を受け入れるのに時間が必要だったのだと思う。
4月3日になり、ようやく現実が見え始めた。
・卒業してからの空白期間が開けば開くほど就職が不利になること
・今現時点で求人が出ている場所は、自分の望んでいる条件と一致しないこと
・心理師自体収入が低く、家庭を持ちたいのであれば向かない職種であること
などなど、「現実」という鋭い矢がグサグサと心に刺さった。
『あ、死にたい』
次第にそういう思いが膨らんで行った。
そもそも子どもの頃から「将来の夢」なんてものはなく、働く年齢になったら死ぬかと思っていた。
「社会では辛いことや理不尽なことがたくさんある」「バイトだるい」「仕事辞めたい」
子どもの頃からこういう言葉を聞き続けたこともあってか、「働きたい」という動機の木は心の中に育たなかった。
大学院へ進学したのだって、心理学を極めたかったわけではない。ただ働くことから逃げたかっただけ。
元を辿れば、心理学を学べる大学に進学したのも、家から近い大学の中で「ここならまあいいかな…」と思ったから。
じゃあ、もう働く年齢になったから、いっそのこと死ぬか〜!!となれば簡単なのだが、実際は
彼女作ったり、自分の子どもを作ったり、親友と美味しいご飯を食べたり、インターネットで繋がった人達とまだまだ遊びたい、楽しみたい、経験したいことがたくさんある。
それに、死ぬのは痛そうで、怖い。
多分、自分の「死にたい」は「生きたい」と言い換えた方が適切なのだろう。
生きたい。生きていきたい。自分も笑って、周りの人たちも笑顔にさせられるように生きていきたい。
自分は誰かを笑顔にさせること、笑わせることが好きだ。
だからこそ、まずは心配してくれている母や親友、そして関わり深い人たちを笑顔にさせるために就活を頑張ってみようと思う。
最後に、何か苦しんだり心配するときに思い出す言葉がある。
それは『未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ』という言葉だ。
今の自分は、「就職失敗したらどうしよう」「面接で答えるのに苦しい質問が来たらどうしよう」と未来を恐れたり、「大学選び間違えた」、「もう少し真剣に就職について考えればよかった」と過去に後悔しており、『今』に注目できていない。
だからこそ、いつも以上に「今出来ることはなにか」「今したいことは何か」を考えて日々生活し、就活に取り組みたいと思う。
じゃあ今したいことは何か。
セックスかな!!あ、相手いないわ…。無理だ…。さようなら。
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