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「自分を愛するには、どうしたらいいですか?」

今となっては笑い話ですが
遠い昔、占師さんに変な質問をしたことあります。

「自分を愛するには、どうしたらいいですか?」

「何か宗教でも、やられてるんですか?」と逆質問されて
あ~バカな質問したなあ…
と恥ずかしくなりました。

でも誰かに聞きたかったんですよね。
その誰かが見つからず、占い好きの私は占師さんに質問したのです。

若い時は、よくわかりませんでした。
私の場合、若いという理由だけではありませんでしたが。

辛い恋愛だったり
職場の人間関係に悩まされたり
私って損ばかりしてるって悲観的になったり

私は、長い年月がかかりましたが
お花を通してたくさんの気付きを得られました。

自分を愛せない人は人からも愛されない。
自分を大切にできない人は人からも大切にされない。

言葉では分かっていても、自分に自信がなく自分のことが嫌いだった私は自分を愛するなんて、一体どうしたら出来るようになるんだろう???
って思っていました。

お花から教わったこと
お花の扱い方で私は自分の扱い方を見直すことができました。

自分の心と向き合うこと
どんなお花でも自分次第で主役にも脇役になれる無限の可能性があること。
枝や茎の扱い方
言うこときかせようと力を入れすぎたら折れてしまう。
丁度いい力加減が必要です。

私は、自分のことをどれだけ適当に雑に扱っていたんだろう???
と気付かされました。

失敗したり、躓いた時
私は自分で自分をどれだけ責めていただろう?

自分の心に正直になるために心を整える事も大切です。
お花を生けている時間は不思議なくらい無になれる。

心の乱れは生けている時にも感じることがあります。
必ずしもいつも心が冷静とは限りません。

大丈夫って思って生けていても
「なんかイライラしてるかも」
「なんか混乱してるかも」

と気付かせてくれる。
そんな時は、一旦手を止めて深呼吸してみたり
「今、どんな不安や心配事もしくは頭にきてることがあるんだろう?」
って、ちょっと胸に手を当てて考えてみたり。

イライラしている自分
ムカついてる自分

マイナスな自分を責めずに、今の自分の感情を受け入れてあげる優しさ。

昔は出来なかったけど、お花に教えてもらった優しさや思いやる心を大切にしたい。
お花を丁寧に扱うように、自分の事も自分の心も大切に扱ってあげよう。
お花を優しく丁寧に扱うことができるのだから、自分の事も大切に丁寧に扱ってあげましょう。

なので、お花を生け終わった時の清々しい気持ちは最高なんです。