見出し画像

今朝、思ったこと。 (アベノマスク編)

今朝、思いのほか早くに目が覚めて、なにを思ったのか、未開封だった「アベノマスク」を着用してみることに。その流れで、なんとなく「アベノマスク」と検索窓に打ち込み、関連のニュース記事やらコラムをいくつか読んでみた。早速、思ったことをダラダラと書いていきます。(「アベノマスク」、いざ着用してみると、案の定「暑いッ!」「大きい」という所感だったな…。ちなみに、この記事は着用感の詳しいレビューではないっす。)

“飽和状態”のマスク市場

数カ月前、「新型コロナウイルス」流行の影響を受け、日本は、未曾有のマスク不足に陥りましたね。僕もマスクを求め、薬局を何店もはしごしたのを覚えています。そうした日本の危機的状況を受け、ついに政府が立ち上がり、マスク枯渇状態への打開策として、一世帯につき二枚の「アベノマスク」配布に至りました。費用は約260億円と、まさに国を挙げての大作戦。

また、“マスク不足”という生活者のニーズとネックに目を付けた、UNIQLO三陽商会といったアパレルメーカーも続々と参入。また、最近街中では、スポーツメーカー製のマスクなんかもよく目にする。日本国民の安全を守るべく、政府を含め、数多くの組織が動きました。

しかし、最近では、店先のワゴンで大量のマスクがまとめ売りされている光景も珍しくない。数カ月前の“空前のマスク不足”がまるで嘘だったかのように、売り場では在庫処分に向けた、熾烈な“値引き合戦”が繰り広げられています。マスク市場はまさに飽和状態といった感じ…。

“Go To アベノマスク”

そんな中、介護施設などを対象に約8000万枚を追加配布する“Go To アベノマスク”とも言える二次作戦の実施が秒読みとのニュースが…。

マスクの在庫も潤沢で、入手の障壁もなくなり購入しやすくなった今、このアクションに対して「ちょ待てよ!」と疑問を感じる国民も多く、「ありがた迷惑」「税金の無駄遣いだ」といった声が早くも殺到しているそう…。

そうした世論に対し、「相対的にコスト面でも安価であり、マスク需要の抑制に資する」という菅官房長官の見方もあるそうだけど、でも、やっぱり疑問符は残る…。「もう、いいんじゃない?」と、僕も率直に思う。

今回は、介護施設などを対象に追加配布実施するとのことだけど、布マスクは洗う手間があるので、スタッフさんの仕事が余計に増えちゃうし、排せつ介助や入浴介助も伴うしで、使い捨てマスクの方がよっぽど衛生的だし、現場で求められる条件を満たしてる気がします…。

PCR検査の拡充や医療現場への支援等に回した方が有意義だと思うし、今回の追加支給は、とても善政とは言えない…。現場で現実に起きていることと、政府が推し進める政策は、いつもどこか乖離してるというか、ギャップがあるように思う。現場へ赴いて、純度の高い“現場の声”を抽出することに力点を置き、それを政策として実施するために声を上げる、そういう機動力のある政治家が、やっぱり必要。(言うは易し)

そんなところでも?!“安倍一強”

そんな「アベノマスク」、最近は女子高生の間で猛烈な人気を博しているとか。「デコれる」という点で注目されるようになり、マスクをデコる系女子高生が爆増してるらしい。“悪名高い政策”と揶揄されることもある「アベノマスク」ですが、女子高生からは圧倒的な支持率を獲得し、まさに“安倍一強”状態。仲良しグループでデザインを統一したり、学園祭のクラスTシャツ的なノリで“クラスマスク”とか作ってみたり、色々楽しめそう。学校行事も満足にできない世情の中で、些細なことも“楽しみ”に変換する「発想力」と「前向きさ」に感心しちゃいました。何の変哲もない白い布マスクが、思わぬところで話題沸騰していると知り、ただただ「面白いなあ…」と思う、今日この頃。

女子高生のマスクアレンジの話から派生してちょっと思ったのが、将来、コロナ騒動が収束して何十年か経った時、“デットストック”の「アベノマスク」が市場に出回るようになって、一部のマニアやファッションフリークの間で話題をかっさらい、高額で取引されるようになったりして。

…いや、ないか。

アベノマスク

便乗して落書きしてみたけど、さすがに直書きする勇気はなく、個別包装にペンを入れるので精一杯。(なんか、少しだけ「スタイリスト私物」感ある。)いつか訪れるかも知れない“アベノマスク価値急騰”にわずかに期待しつつ、大切に保管しておこうと思います。

ではでは、失礼しました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?