情報を正しく知る事は、盾や鎧になる。
ニュースにも色々あります。事件、事故。政治経済。季節の行事。世界情勢。報道する媒体によって、内容の比率や伝えるニュアンスも変わります。
我が家では、結婚してから21年間、毎朝、NHKをつけっぱなしにしています。
CMが無いからです。それと、NHKは6時台に流したニュースを、また、7時台にもしてくれるので、後から起きてきた子供に見せたいニュースは誘導して見せるようにしています。
知った事故や事件について話し合い、考える事が同じような事件に巻き込まれない事に繋がると思うからです。
交通事故のニュースも事故原因まで聞き、被害者や加害者やその家族を自分に置き換えて考えられたらいいと思うのです。
最新の詐欺のニュースでは、手口や種類を知る事で、備え 構える事が出来るので、詐欺にも引っかかりにくくなります。もし、引っかかったら、どう対処するのが良いかもニュースで知れます。
朝以外はNHKのニュースは見ません。他局にするようにしています。時事問題については、意見が偏らないようにするためです。内容によりますが、気になる時には、BBCなどのニュースも読みます。外国から見ると、ニュアンスが違うので、さらに、色々な媒体から情報を得たりする事もあります。
最近の話ですが、子供とコロナワクチンの事で、色々、話をしました。
大学3年生、高校2年生、中学2年生の子供達が全員ワクチンを受けたくないというのです。理由は以下の通りでした。
・知り合いから政府陰謀説を聞いた。
・ネットニュースで、副反応が怖いと聞いた。
・友達が受けないと言ったから。
・どうせ熱が出るのなら、かかって熱が出るほうがいい。
・ワクチンは効果がないと聞いた。など、、、
「なるほど。そうか。」と、子供たちの意見を一旦、受け入れてから、「その情報源はどこか?」と聞くと、曖昧だったり、実に怪しい団体だったり、専業主婦の友達のお母さんが言ったのをまるまる信用していたりしました。
私は、ワクチンを受けましたが、別に、受けなくてもいいと思っています。
子供達に言ったのは、「自分の頭で考えて(誰かの意見に同調したとしても)、自分の責任において行動をしなさい。」
自分で考えるためには、色々な情報や、たくさん人の意見を聞く事が大切で、反対意見の人の意見も聞かなければ、正しい判断ができない事を伝えました。
情報源はテレビ、新聞、ネットニュース、SNSどれも1つだけにしては、危ないことも伝えました。
人は自分の聞きたい事ばかり、聞こうとするようです。それを、わかった上で調べることが大事だと子供たちに言いました。
そして、もう一度、子供達は自分の持っているツール(テレビ、携帯、パソコン、ゲーム、口コミ)で、調べ、自分で考え、ワクチンをどうするのかを、自分の責任において各々、決めました。
これで、良いのだと、私は、思っています。
子供たちも前よりも自信を持って行動しています。
常に世の中は流れ、動いています。世界で何が起きているのか、世間の関心はどこを向いているのかを、タイムリーに、知っておくことが(知識で)自分を守る盾や鎧となり、時には、的確に攻めることも出来るのだと私は思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?