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【イージーモード】うつ病患者よ、散歩しよう

いきなり難易度の高いことを言っているなと思うそこのあなた、私もそうです。
散歩って難しいですよね。

うつ病には散歩がいい、朝散歩は最強だとお医者さんや本から知る方もいるかと思います。
実際に散歩は優秀な運動とされています。落ち着きを感じるセロトニンや多幸感を感じるエンドルフィンが分泌されるのでうつ病の治療にぴったりです。

しかし、うつ病患者は外に出たくない!着替えたくない!とハードル山積みですよね。
私も散歩に行きましょうとお医者さんに言われた時は無理難題では?と思いました。
出かけるなんて面倒。でも、早く良くなりたいし……という気持ちと板挟みでした。
そこで散歩のハードルを下げる方法を考えたので共有したいと思います。
散歩に行ってみたいけど行けないあなたを外の世界に連れていこうと思います。

①服を着がえない


大前提じゃんと思われますが、これができないんですよね。

私は朝起きたら寝巻から着替えることが難しかったです。
だって服を選んで→脱いで→着ないといけないんですよ?!三工程もあるじゃないですか!
ただでさえ気力がないのに服を着替えていたらそこで一日が終わる可能性すらあります。
実際私も着替えでガス欠になったことがあります。

そこで逆転の発想を考え付きました。
服を着替えなければいいのです!
具体的にどういうことかというと、寝る時にもう出かける用の服を着ておくんです。
これならすぐに出かけることができます。
私はその辺をぶらつける程度のスウェットやジャージ、Tシャツなんかを着ていました。
寝る時に苦しくないリラックスウェアがおすすめです。
この効果は思ったよりも絶大で、朝ご飯を食べてすぐに散歩に行けるようになりました。

②目的を決め、街を知ろう


あなたは自分の住んでいる街をどのくらい知っていますか?
通勤、通学、通院だけの道しか知らないって方が意外と多いんじゃないかと思います。
私も散歩に出るまで近所に交番がすぐ近くにあることに気づきませんでした。
Google Mapを覗いてみると近所に図書館や博物館、美術館がありますよ。
目的もなくただ歩くのもいいですが目的地を決めて歩く散歩も面白いです。目的地にたどり着いた時の達成感はすがすがしいものです。

私の近所には図書館と博物館があります。障害者手帳で博物館のプラネタリウムが無料で鑑賞できるので散歩の楽しみの一つにしています。
平日は比較的空いてるのでゆっくりと鑑賞できますよ。
図書館も今まで読んでみたかったけど手を出していなかった本を読むいい機会になります。

③自然に触れ合いストレスを減らせる


散歩に出ると必然的に自然に触れ合います。自然にはストレス軽減と疲労回復効果があります。
うつ病患者はストレスを常に抱えやすい状態にあります。そんなうつ病患者にとって自然、特に四季の移ろいは散歩の楽しみの一つになります。
誰かの家の庭先の花に和んだり、木になる果物をおいしそうだなあなんて眺めたり散歩の彩りになります。
SNSやYouTubeから離れて目を休める効果もあります。

最近はご近所の果物が鈴なりに生っているのを見るのが好きです。
また、公園の池の鯉をゆったりと眺めたりする時間も楽しんでいます。

以上3つのハードル下げでした。
散歩はいいことづくめなので積極的に生活に取り組んでいきたいですね。

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