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海城生が語る海城でやりたいこと

中学、高校の時間は限られています。短い6年の間で海城生はどんなことがやりたいと考えているのでしょうか。1人の海城生が語ってくれました。

高校2年 匿名
 私が海城でやりたいこと。それは、競争によって自分を高めることです。
 もちろん、この学校に入れたのも競争の結果であり、多くのライバルたちを押しのけてきた結果でした。しかし、自分を高められたかといえば疑問が残ります。中学受験をする人数は決して多くありませんし、海城と同じようなレベルの学校は他にもあります。模試等の結果から見ても、絶対に受からない学校ではありませんでした。血の滲むような努力をしなければ勝てない戦場、というわけではなかったようにも思うのです。
 しかし、海城に入ってからは話が違います。ライバルたちは総じて優秀で、私が容易に勝てる相手ではありません。高2になり、理系クラスに入ると医学部志望の秀才たちがひしめき合う中での戦いとなりました(私は工学部志望)。完全に「格上」の相手と戦わなければならないのです。これが良い刺激にならないはずがありません。模試を受けるようになったのは中3からですが、それより前から、全国クラスのライバルたちと戦える環境が用意されているのです。定期テスト全てが模試と言っても過言ではないかもしれません。
 定期テストで良い成績を取るために頑張る。それだけでもかなりの努力が必要です。そして、その「普段からしている競争」こそが、自分に最大の武器をもたらすのです。
 他のことは気にせずに、勉強したいだけ勉強できる。人間関係の面でも、それを後押ししてくれます。
 海城はレポート授業などを売りにしています。もちろん、レポートをガッツリ書く経験は非常に良いものだったと思いますが、それ以上に「日頃からハイレベルで競争できる環境」は貴重で、かつ重要なものです。私自身、あと1年半の間、どれだけこの環境を活かせるか。競い、高めていきたいものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
海城を過ごす上でどんなことを、やりたいと考えているのか、考えを語ってもらいました。この記事では1人だけに語ってもらいましたが、他の記事も読むことで海城生のいろいろな物事に関する考え方を知ることができます。

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