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海城生が語る所属部活のいいところ

海城には部活がたくさんあります。例えば文化部では、化学部、生物部、鉄道研究部など、運動部では野球部、サッカー部、卓球部などがあります。この記事では5人の文化祭実行委員に自分の所属部活のいいところを語ってもらいました。

高校1年 佐藤達幸 (卓球部)

 僕は中高共に卓球部に所属しています。活動内容としては、中学1,2年では筋トレをすると共に、基礎的な打ち方などを練習し、それ以降は大半の時間をボールを打つことに使い、時には下級生への指導などを行っています。また、中学1年の頃から大会にも時々参加できるようになっています。
 卓球部の魅力として、まず学年を超えて仲が良いことなどがあります。特に中学の頃は部活の雰囲気がとても明るかったです。しかし、コロナ禍になってから合宿などの学年を超えた交流が減ってしまい、他学年との繋がりが減ってしまったのが少し残念ですが、指導などを最近は再開しているため少しでも前のような交流ができるようになれば良いと思っています。次の魅力として、手軽に入部できるということがあります。運動部の中では比較的道具の準備などが簡単で、主に準備が必要なものはラケットのみです。そのラケットも高田馬場に国際卓球という卓球用具専門店があるため、揃えやすくなっています。多くの生徒が高田馬場のこの店を利用しています。さらに、他の部活と比べて運動量が少なく、あまり運動神経を必要としないことから運動が苦手でも入りやすい運動部になっています。普段はあまり運動をしないけれど、せめて部活では運動したいと思っている方にもおすすめです。
 最後に、卓球は練習していく内に技術などが向上しやすいものであるため、一つ一つは小さいものですが、達成感を得ることができます。そのため、日々の積み重ねを感じながら継続しやすい部活であるとも思います。このように手軽に始められるものでありながら、最近は日本人選手が多く活躍しており、卓球は注目を集めています。実際にやってみるとテレビなどの見方も変わってくるので、非常におすすめです。

高校2年 中島健 (鉄道研究部)

 僕が所属している鉄道研究部(略して鉄研)のいいところは大きく分けて3つあります。
一つ目は、鉄道というものを多角的な視点で捉えることができるようになることです。鉄研に所属する多くに部員はもちろん鉄道好きなわけでありますが、その中にも乗ることが好きな人や写真を撮るのが好きな人、ダイヤの研究が好きな人や、発車メロディが好きな人など、たくさんの視点で趣味に関わっている人が集まっています。そして部に入ってから、そういった自分とは違う視点で鉄道と関わっている人たちと話したり交流したりすることによって、新たな視点で鉄道と向き合うことができるようになります。また、鉄道が好きではなくとも、車や飛行機といった違った乗り物が好きな人も多く、それらとの違いをみてみるのも個人では中々できないことだなと感じます。
 二つ目は仲間と一緒にやり遂げる楽しさです。一般的に、鉄道という趣味は個人で行うものとされていますが、鉄研では部員一丸となって文化祭やコンテストに向けてジオラマの制作を行います。部員のほとんどがジオラマ制作など未経験者で、仮に自宅で鉄道模型をいじったことがあるような人であってもジオラマとなると全くの素人となり、皆で試行錯誤を重ね、教室いっぱいの巨大ジオラマを製作することに尽力します。これもまた鉄研に入ってこそ感じられる鉄道の魅力ではないでしょうか。
三つ目は、部員同士、特に同級生と同じかそれ以上に先輩後輩とのつながりがあります。先輩後輩との関係と言うと運動部のような厳しい上下関係を思い浮かべることもあるかもしれませんが、鉄研では堅苦しい上下関係などほとんどなくあだ名で呼び合ったり、一緒に旅行に出かけたりすることも結構あります。現に、鉄研創部50周年を記念して記念団体臨時列車を福島県で運行した際は現役生のみならず歳の近いOB、さらには数十年前に卒業した先輩方まで集まり、皆で旅を楽しみました。ここまで深い上下関係を楽しめるのも鉄研ならではないでしょうか。

 もし鉄道に興味がある人でもない人でもこの記事を読んで海城鉄研に興味を持ってもらえたらうれしいです。


高校2年 田村龍太郎 (古典芸能部)

 こんにちは、文実オンライン企画部、古典芸能部現部長、田村龍太郎です。ここでは古典芸能部の素晴らしさについてただひたすらに語らせていただきます。最後までお付き合いいただけると幸いです。

 まず、古典芸能部とはどんな部活か簡単に説明しましょう。古典芸能部とは主に、落語班、漫才・コント班、裏方から構成された部活で部員は中1から高3まで約30名、年に一回の文化祭での寄席を目標に活動している部活です。また、文化祭以外でも他校交流やボランティアとして図書館や学校での寄席も活発に行っています。

 では海城古典芸能部にはどんな良いところがあるのでしょうか。ここからは部長の僕が考える選りすぐりの3つのよいところを挙げていこうと思います。

 1つ目はやはり貴重な体験が得られることです。小学生からご老人まで幅広い層と笑いを通して交流できるのは古典芸能部ならではだと思います。
例えば小学生にはどんなネタが受けるのか、逆にご老人には何が伝わらないのかなどを考えるのはとても楽しいです。

 2つ目は人前に出るのが得意になることです。今の時代人前で話すことができる力は必須です。そついった面で見ると古典芸能部はその力を伸ばすには最適だと思います。僕自身も古典芸能部に入って人前で話すのが好きになりました。

 3つ目は掛け持ちもしやすく気軽に入部できることです。うちの部活は他の運動部だったり文化部だったりを掛け持ちしている部員がとても多いです。かく言う僕も文芸部、陸上部と掛け持ちしています。でも決して古典芸能部の活動を疎かにしているわけでもなく充実した活動ができています。

 挙げ出すとキリがないのでこれくらいにしておきますが、とりあえず古典芸能部は素晴らしい部活だと言うことはわかってもらえたでしょう笑。

 皆さんの海城への入学、そして古典芸能部への入部。楽しみにしています。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


高校2年 吉田怜利 (バレー部)

 所属部活のいいところ!と言った点を紹介していきたいと思います。
 僕が所属している部活はバレー部なのですがこの部の特徴から魅力的なところを語っていきます。語っていくにあたって特徴を1つあげます。それは技術顧問の先生が存在しないということです。人によってはただの欠点じゃないのか?と思うかもしれませんがこれは僕にとってはとってもプラスに働きました。なぜかと言えば僕は中学3年間を技術顧問がいる部活で過ごしたのですがその部活内ではただただ言われるがまま最後まで上から教えてもらった事を拾い続けることしかできませんでした。それは中学生の時に部活に対して正面切ってぶつかれなかった自分もいたと思います。何が言いたいかというと「上」からの指導があるが故に、「横」の同級生との教えあい、切磋琢磨するという意識が薄かったのです。でも高校になりバレー部という少し変わった部活に入ってからは、互いに教えあってしか伸びていけない!という状況に立たされました、これは僕にとっての契機でした。そこからはみんなで練習をして頭ひとつ誰かが抜ければ、みんなが追いつこうと必死になっていくめちゃくちゃプラスないたちごっこ現象がおき、部活も非常に意義があふれるものとなりました。
 今振り返ってみると中学の時の当時の自分に足りなかったのは「横」を確かに感じることではなかったのかなあと思います。「横」を見つめることによってこれまで以上に自分を見る事にも繋がります。そう言った点で、「横」との繋がりと言った点ではバレー部はこの上ないほどのものを持っています!入部希望者募集中です!

まとめ

以上、5人の海城生に自分の所属部活のいいところを語ってもらいました。海城の部活がどのようなものなのかイメージできたでしょうか?もちろん今紹介した部活以外にも海城にはたくさんの部活があります。部活紹介動画一覧[リンク]からどんな部活があるのかを見ることができますので、一度ご覧になってはいかがでしょうか?

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