見出し画像

海城生が語る海城のいいところ

毎日海城の校舎で日々を過ごす海城生は、海城のどんなところを魅力だと感じているのでしょうか。三人の海城生に語ってもらいました。

高校1年 匿名
 僕が思う海城のいいところは3つあります。 1つ目は、授業です。面白い、質のいい授業が聞けます。また、中学生だと、演劇の授業が年に2、3回あったり、鑑賞教室が開かれたりして楽しいです。海城ならではのものといえば、社会の論文だと思っています。海城中学では、社会Ⅰ、Ⅱ、Ⅲという授業があり、毎学期レポートを提出します。自分で図書館へ行って文献を読んだり、実際に大人の方に取材をして現地の声を聞いたりして、そこから自分で社会問題を考察してまとめる、というものです。面倒くさそうですが、やってみると意外と楽しいです。中学校の終わりには、卒業論文もあり、今までの集大成も見られます。 2つ目は、学校生活です。男子校なので、女子がいないという欠点はありますが、男子校ならではの楽しさがあります。例えば体育祭です。体育祭では、漢達の熱い戦いが行われます。盛り上がること間違いなしだと思います。海城生は盛り上がるのが好きなので、文化祭も例年盛り上がっています。 3つ目は立地だと思います。海城は新宿区大久保という大都会にあります。電車で通いやすいし、通学定期を新宿に通しておくと、遊びに行くときなどにすごく便利です。また、最寄駅が新大久保駅の人が多いので、毎日韓流街を歩くことになるのですが、最近の流行や韓流事情を知ることができます。実際それで韓流好きになる海城生も多いです(僕の周りもBTSファンが結構います)。 だから皆さんも海城中学高等学校に入りましょう。

高校2年 神崎遥介
 海城のいいところは多すぎて数えられませんが、その中で厳選していうのであれば、大きく3つあります。 一つ目は、他の中高一貫の男子校でもそうでしょうが、6年という長い期間同じ場所ですごすため生徒同士の仲が非常に良いことでしょう。筆者もそうですが、中一の頃から仲が良く今でも一緒に遊んだりする友達というのは少なくとも一人はいるはずです。海城は中高一貫で高校からの途中入学ができない学校の中では生徒数がかなり多いので、あなたと趣味があう人が一人はいるはずです。 二つ目は、割と前から言われていたかもしれませんが、海城は私立の中高一貫の男子校(←ここ重要)の中で、イケメンが多いと言われている学校でもあります。それが自分となんの関係があるんだと思う人も多いと思いますが、海城の文化祭には他校の女子が多くきます。元々男子校自体文化祭に女子が来ることはありますが、海城は群を抜いてそれが多いです(当社比)。文化祭で仲良くなった女子といい感じに…なんてこともあるかも知れません。 ここまでは学校生活における海城のいいところです。 海城のいいところ三つ目は、その教育レベルの高さにあります。海城を目指している人は知っているかも知れませんが、海城の難関大学合格率はかなり高いのです。また海城はグローバル教育に力を入れており、毎年中学3年生と高校1、2年を対象に海外研修も行っています。このように海城は他校と比較してもハイレベルな教育を行っています。 いかがでしたでしょうか。今回の記事を読みましてより一層海城への意欲を増したり、海城も悪くないのではと御一考いただけると幸いです。と言ったところで今回は筆を収めさせて頂きます。ご一読いただき有り難うございました。

高校2年 匿名
 僕が考える海城のいいところは、男子校ならでは、そして海城ならではの生徒間の仲の良さです。海城には社会Ⅰ〜Ⅲをはじめとする他の学校では体験できないような授業があります。その中で生徒同士で話し合いを重ねる機会も多く、あまり話をするのが得意でない人も他の生徒とコミュニケーションを取る機会を持てます。協力しグループで一つの目標に向かうことで、他の生徒と親しい関係を築くことができます。また、海城の生徒はさまざまな背景を持って海城に入学しています。海城を第一志望にして入学する人もいれば、他の学校の併願校として受験し入学する人もいます。それに加えて、帰国生として入学する人もいます。このある種の多様性が生徒間の仲を深めるきっかけになります。僕は海城に第二志望で入学しましたが、上で述べたような海城の魅力に時間を重ねるごとに気づき今では海城に来てよかったなと強く感じています。余談ですが、海城の中でさまざまな背景のせいで成績に差が生まれるのではと考える方もいらっしゃると思いますが、海城の先生方はわからないことがあるとわかるまで手厚くフォローしてくださいます。また講習などもあるため、スタートラインからの成績差は心配要りません。海城が他の学校と異なるポイントに高校受験を採用していないということも挙げられます。高校受験を取り入れる学校ではどうしても高校から入る人と中学から入る人の間で壁が生じがちだということを聞きます。一方で海城は六年間を通してじっくりと仲を深めることができます。海城が男子校であることも非常に大きなポイントです。やはり、女子がいない六年間というのはどうなのかという考えもあるでしょう。しかし、男子校にいるからといって女子と関わる機会が全くないかというと、部活や文化祭、そして人によっては塾、と女子と関わる機会は意外とあります。一方でここで本当に考えるべきなのは、中高六年間で女子と関わるのがどこまで大事なのかで、たとえ女子と関わる機会が少なくなってしまっても、男子校ならでは、そして海城ならではの絆が獲得できるため、全体として得られることはとても多いです。これも余談ですが、海城には意外と彼女がいたり女子と関わりを持っている人もいるため、女子がいないことをそこまで心配する必要はありません。このように海城には他の男子校では体験できないような良いところが沢山あります。ぜひ海城に来て下さい!!

高校2年 匿名
 海城のいいところを千字以内で書けと言われても、あまりに良いところが多すぎて僕には書けません。子供を溺愛する親を「親バカ」というのなら、僕は「海城バカ」なのかもしれません。ただ、僕はそう言われてもいいほど、海城のことが好きです。

 僕は中学受験に失敗しました。そして「滑り止め」として受けた海城に進学することになりました。当時の僕は、本当にひねくれていて、例えば小六の時、海城を模試会場として使うことがあったのですが、その時は「もう、この学校に来ることはないな」などと、まさか自分が一年後通うようになることなどつゆ知らず、生意気に考えていました。入学前は、行くつもりのなかった海城なんて全く好きじゃありませんでしたし、第一志望の学校に受かった人たちへの劣等感で僕の心は溢れていました。
そして、入学し、始まった学校生活。僕は、担任の先生に、授業態度についてひどく叱られました。きっと、先生は舐め腐った僕の心を早々に見抜き、直そうとしてくれたのだと思います。僕は、この一回だけにとどまらず、何度も担任の先生に叱られました。先生の前で泣いたりもしました。しかし、何度も叱られたことで、まず現実を受け入れ、そして歪んだ生意気な考えを捨てることができたのだと思います。時間をかけて、僕のことを叱り、性根を叩き直してくれた先生には本当に感謝しています。
そして、海城生として生活をしていくうちに、海城の魅力に気付き、そして海城を好きになってい来ました。海城の魅力の一つは、皆が本当に優しいことです。例えば、ある人は、きっと作るのに何時間もかかっただろう試験対策まとめノートを、快く皆に貸し出したのですが、その結果、実際の試験で自身よりもいい点数を取る人が続出し、「次は絶対に貸さないからな」と言いつつ、次の試験の時も、皆にノートを貸していました。ある人は、彼女を作るところから別れるところまで全てを経験するという、学生にしては豊富な経験を生かして、恋愛下手な人が好きな人にどうアプローチしようか悩んでいる時に、アドバイスをしていました。僕は、このように数々の海城の魅力に気づき海城が好きになりました。
 今回、海城の文化祭は不幸にも内部限定の開催となってしまいました。もし実際に海城の文化祭に来てもらえれば、海城の良さを実感してもらえたと思うと本当に残念です。ただ今回も、例年に負けないくらい、多くの企画を準備しているので、積極的に参加してください。きっと皆「海城バカ」になってくれるはずです。


まとめ
いかがでしたか?
生徒たちには特に海城の勉強の質の高さが好評のようです。社会Ⅰ・Ⅱ・Ⅲなどの特色ある授業や、グローバル教育などが話題に上がっていましたね。また、中高一貫校ならではの生徒同士の仲の良さも語られていました。

海城にはまだまだいいところがたくさんあります!他の記事にて、海城の部活動や普段の生活なども紹介してます。ぜひご覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?