【電話】豊洲市場の取扱量の激減に,農水省は関与せず

豊洲市場の取扱量がほぼ半減,という日経の記事を受けて,きのう9日に,農水省としてどう考えているのか?と開示請求を出しました。
国の場合はFAXではダメで,収入印紙300円を貼って郵便(または持参)する必要があります。

農水省開示請求・即不存在20191010

そうしたら,たったいま(10月10日14時前)に電話がありました。

電話の趣旨は,「どちらも存在しないが,このまま処理を進めて不存在の決定を出すのがいいか,それとも取り下げますか」という,とても親切なもの。前述のように,国の場合は開示請求時に収入印紙が必要なので,取り下げで対応してもらえると収入印紙が返ってくるわけです(笑)。
説明の内容は,「農水省としては,40ある全国の中央卸売市場のうちの1つであって,対策等は東京都が行うべきものと考えている」「認可資料に到達していない現状に鑑みて,という視点では見ていない」ということでした。

不存在を導いても良かったのですが,時間がかかるし,何よりも農水省は生産者保護・育成の観点から市場問題を見ていない ことが分かったので,それで十分だと判断しました。

これでも分かるように,何か疑問や異論があるとき,いきなり農水省に電話をかける手もありますが,開示請求を出しておくとまず確実に内容について問い合わせの電話が向こうからかかってくるので,そこでいろいろ情報を聞き出す,というのも一つの戦術です。

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