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大切にしていること

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日々のささやかなことについて書いたブログの中にも、わたしたちが大切にしているマインドがちりばめられています。そんな記事をまとめました。
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記事一覧

「あるべき論なんて捨てちまえ~」~人が変わるきっかけは、他の人には見えないもの~

2月4日の日曜日に、あるイベントに参加してきました。 この参加のきっかけは、noteで知り合ったkoujiさんで、不登校や精神的な悩みを抱える中高生を対象にしたトークイベントでした。 グループトークをメインで考えていることもあり、参加者は上限が10名という規模で、当社も微力ながらこのイベントに協賛させていただき、冒頭少しお話をさせていただきました。 ―――ここからお話の内容――― まず「世界の人口は何人ですか?」と問いかけると、ぼそぼそっとした声ではありましたが、Rくん

【27年間のアメリカによる統治】~沖縄訪問レポート~

先日KRA(会宝リサイクラーズアライアンス)の沖縄セミナーを企画し、総勢17名で沖縄に行ってきました。  ※KRAについてはこちらのリンクよりご確認ください。 今回の一番の目的は、沖縄のKRAメンバー企業様の訪問です。 その企業は、KRAサービスの1つである「千葉入札会」を最も活用されています。「千葉入札会」とは、当社の千葉営業所で開催している中古自動車部品のオークションであり、そこに効率よく出品ができるように、設備投資も行っているのがこの会社なのです。 そんな成功企業へ

入社2年目の大暴走 ~新人に「報告・連絡・相談」なんていらないって思っちゃった話~

当社は2018年に第2回ジャパンSDGsアワード(外務大臣賞)を受賞したのですが、そのきっかけは入社2年目の社員が周りの誰にも相談せずに、勝手に応募したことでした。 つまり、新人社員が勝手に応募し、名誉ある賞を受賞してしまったのです。 これってどう思いますか? さらに、その時にこの賞がどれほど凄いことかを、経営陣も含めて分かっていなかったのです。 しかし、次の写真でその疑問は一掃されました。 普段新入社員には「報告・連絡・相談は新人の義務である」なんて人事部長は言ってい

2つの自動販売機の売上が違う理由

当社の前の道路には2つの自動販売機(以下:自販機)が並んでいましたが、先日1台を道路から少し離れた奥に移すことになりました。 その時の決め手は、ズバリ売上でした。 つまり売れている自販機をそのままにして、もう1台を奥に移したのです。 しかし同じ場所に並んでいた自販機には、どんな違いがあったのでしょうか? その答えは、商品や価格ではなく、思いやりだったのです。 その思いやりを実践していたのが、飲料の詰め替えのためにボトルカーでやってくる青年でした。 まずこの青年は飲料の詰

「なんで対面がいいの?」って聞かれたら、あなたは答えられますか??

5月に3年半ぶりとなる集合型のKRAセミナーを開催しました。 KRAについては、こちらをご覧ください。 2020年以降、KRAの活動は全てリモートで行っていました。 現在全国94社に加盟いただいている状況でこのリモートという繋がり方はとても便利です。 そんな中、久しぶりに「東京で対面のセミナーをやりましょう」ということになりました。 しかし リモートの利便性を実感した方々が・・・ この自由参加のお誘いに・・・ 数万円の経費を出してまで・・・ はたして、東京まで来るのだ

業界に貢献するってどうするの?

当社には、会宝リサイクラーズアライアンス(以下:KRA)という取り組みがあります。 これは2017年の10月から行っている活動で、同業他社様のお役に立てるサービスを考え、それをご希望の企業様に使っていただいているというものです。 主なサービスは、当社の強みである輸出に関する内容になります。 現在全国90社の企業様に活用していただいていますが、なぜこんなことをしているのかをご紹介します。 KRAは「自動車リサイクル業界の収益性と社会性の向上に貢献したい」と思って活動しており

「父のクルマ」は「あとしまつ」の大切さを気付かせてくれるブランデッドムービー

今、多くの企業から注目を集めている広告手段にブランデッドムービーがあります。 ブランデッドムービーは、企業ブランドを確立するために作る動画のことで、伝えたいメッセージをドラマやアニメのようなストーリー仕立ての映像にし、ファンになってもらうことを目的としています。 そんな中、当社もブランデッドムービーを製作しました。 タイトルは「父のクルマ」。 当社所在地である石川県出身の映画監督、嬉野智裕さんに脚本から依頼をし、さらに実力派俳優の長内映里香さん、本庄司さんに出演していた

あの人は色紙に「◯◯」と書きましたとさ!!

年初には、ほとんどの人が「今年も頑張ろう!!」と意気込むと思います。 でも、なかなか「思う」だけじゃダメなんですよね〜。 だから大切なのが目標設定かと思います。 しかし、ここで意外に見落とされがちな能力が、目標設定能力です。 目標はただ立てれば良いというものではないから、難しさもありますね。 一方で人が成長するために、目標なんていらないという考え方もあるらしいから面白いですよね。 そういった考えが書かれている次の本は、個人的にはオススメです。 タイトルは『成功するのに目標

賞与の季節ですが・・・やはり○○が大切です!!

賞与は多ければ多いほどいい!! でもここ数年は賞与があまり出ない企業もあります。 なぜなら今の日本は給与が全然上がらない。 他国と比べて全然上がっていない。 たしかに30年前と比べて日本人の平均年収はほとんど変わっていません。 1990年:425万円 2020年:433万円 (出所:国税庁「民間給与実態統計調査」より) でも・・・大切なことは「賞与をいただけることに対する感謝」です。 不満があればそれを自分で変えるように努力をする! そりゃ~さぁ~「あるべき論」とし

私たちのセンスメイキング理論

このコロナ禍、様々な場所で私たちは活動が制限され、今までにない影響を受けてきました。何をすべきか、何が大切か、本質は何かを考える機会が多くあったかと思います。 自動車リサイクル業を行っている当社は通常は3、4月が繁忙期ですが、2020年5月には前年比で輸出売上が50%ダウンとなり、全社でも赤字を出しました。 そんなとき、私たちが取った行動がまさにあてはまった経営理論がありました。それがセンスメイキング理論。 センスメイキング理論とは、不測の事態・事象に対して、チームのベクト

人の心を掴む方法

以前、当社の経験豊富な社員を取引先へ派遣をする、労働者派遣事業がスタートした経緯をお話ししました。こちらです。 しかし実際、他の企業で働くというのは簡単ではなく、当社の社員Aもなかなか馴染めないでいました。 皆さんだったらどうしますか? 彼が考えた末行ったことは「トイレ掃除」!!人に喜んでもらうためには、人がやりたがらないことをすることです。 このトイレ掃除をさせてもらいたいと、お願いし毎日欠かさず行いました。そうすると、ある日「何してるの?」と声を周りから声をかけられ

「How to do」ではなく「How to be」です!!

「どうするべきか?」ではなく「どうあるべきか?」だ!! 突然すみません(笑) 英語で表すと「How to do」ではなく「How to be」です。 これはあのトヨタ自動車の豊田章男社長が話していた言葉ですが、そのきっかけは伊那食品工業の塚越最高顧問の言葉で、豊田社長はその方を「師匠」と呼んでいるそうです。 私も伊那食品工業様に4回訪問したことがありますが、本当に素晴らしい会社です。 そんな「どうあるべきか?」ですが、どの場面においてもとても重要です。 例えば「あなたは

あなたは「あいさつ」の破壊力を知っていますか??

あなたは、毎日「気持ちいいあいさつ」をしていますか? もし「はい!」と言うのなら・・・ 毎日「日本一のあいさつ」をしていますか? こんな風に聞かれたら、多くの人が「はい」とは言えないのではないでしょうか? しかし、会宝産業には「あいさつ日本一」という標語があります。 さぁ~どうしましょう? 何を意識しますか?? ・声の大きさ? ・姿勢の良さ? ・真心の込め方? ・笑顔の美しさ? ・お辞儀の深さ?(笑) 決してあいさつの大会があって、そこに出て優勝しようということではない

クルマ・社会・パートナーシップ

会宝産業はこの度、「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」で「グッドパートナーシップ事業」を受賞しました! 「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」・・・初めて聞いたという方もいるかもしれないですね。それもそのはず、今回が第一回なので! 「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」は、自動車産業で働く549万の人々と自動車ユーザーの活動と貢献に感謝を表し、それぞれの取り組みを周知するために開催されました。 自動車産業で働く人549万人!?日本の総就業人口6,664万人の約8.2%