【経済】日銀………………支離滅裂

本日、植田和男 日銀総裁が、衆院財務金融委員会の閉会中審査に出席しました。

「市場混乱の影響注視」　日銀総裁、見通し通りなら利上げ　衆参で閉会中審査（時事通信） - Yahoo!ニュース

植田氏は今後の再利上げの判断に当たり、「内外の金融市場で急激な変動が発生し、そのことが経済・物価見通しに与える影響を注視する必要がある」と強調した。

植田総裁発言

はいっ、またまた出ました！「注視する」という慣用句。

今回の発言の中で、何を言っているのか全く意味が分からなかったのが、下記の発言です。

「金融政策運営の考え方について、副総裁との間で違いはない」

植田総裁発言

この記事でもTVニュース報道等を見ても、なぜ違いが無いと言えるのかについての具体的な説明は見当たりませんでした。

７月末に開かれた金融政策決定会合後の植田総裁の会見での発言はこちら（↓）

「（日銀の）経済・物価の見通しが実現すれば、それに応じて、引き続き政策金利を引き上げる」

植田総裁発言

一方、内田真一副総裁の発言はこちら（↓）

「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」

内田副総裁発言

「政策金利を引き上げる」と「利上げをすることはない」とでは全く真逆だと思うのですが、「違いはない」とは、どういう意味なんでしょうかね。