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【福祉用具の職員の本音】せめて真夏はマスク外して仕事したい

今年も早いもので7月になりました。
梅雨の時期でもあり、只今蒸し暑さがピークの状況です。。。
そんな状況で、福祉用具の仕事をしていて辛いのが、マスクの着用。今回はマスクの着用ルールについて、私の本音を話したいと思います。


●医療・介護職は今でもほぼマスク着用

世界中にいろいろな影響を及ぼした新型コロナウイルス。流行りだした際の過敏なほどの対策は、今となっては懐かしく感じたりします。もうニュースでも取り上げられなくなり、ようやくコロナも気にせず日常生活を遅れるようになってきた感覚があるのですが、医療・介護職は今でもほとんどの方がマスクを着用して仕事をしています。ちなみに、厚生労働省の案内では、令和5年3月より、「マスクの着用は個人の判断」となっているのですが、一方で、「医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨」とあり、ほとんどの従事者がその方針に従ってマスク着用をしている、という感じでしょうか。


●医療介護職のマスク着用、福祉用具の仕事では?

介護保険の福祉用具の仕事も、介護職のうちのひとつとして、ほとんどの事業所が今もマスクを着用してご利用者宅やケアマネジャーの事業所に訪問して、仕事しています。しかしながら、ちょっと言いたいのは、福祉用具の仕事は、「一日屋内で仕事している人とは違う!」ということ。
福祉用具の営業マンや配送メンバーは、利用者宅に赴いて、福祉用具の導入・組み立て・解体などを行ったりします。

空調のきいた施設で一日仕事しているスタッフとは違い、真夏の暑い中でも冬の寒い中でも、福祉用具を搬入出したり、外でスロープや段差解消機を設置したり、住宅改修で外の段差の手すり工事したり、、、特に真夏の業務では、汗だくで着替えが必要だったりもします。


●いつまで続く?コロナの風習

そんな状況なのですが、他の介護職と同じようにマスク着用は暗黙の了解になっています。マスク外して業務していたりすると、「介護職なのにマスクせず仕事して、非常識だ!」という認識を持たれてしまうことを恐れて、誰も言い出せずにこの状況が続いている、といったところでしょうか。
しかしながら、例えば、サービス担当者会議で、介護スタッフとご利用者・ご家族が集まったりしても、介護スタッフは全員マスクしているものの、当のご利用者やご家族は誰もマスクしていないというケースは多いです。正直言って、もう少しマスク着用ルールは緩めてもいいのでは?と思ってしまいます。。。


●スタッフの健康面も心配・・・

ということで、個人的な意見をつらつら書いてみましたが、私達福祉用具の仕事をしているものとして、「医療職の方や感染された際の影響が大きい患者さんを相手にしている」ことは重々承知しているつもりです。
しかしながら、福祉用具の仕事をしているものからすると、真夏の暑い中でマスク着用が必須になっているという状況は、スタッフの健康面でも心配だったりします。熱中症・脱水症状・・・実際に私の同僚も職務中に熱中症になったりしたこともあり、今年の夏もちょっと心配だったりします。
水分補給や塩飴など、対策をしっかりするようには指示するつもりではありますが、ぼちぼちコロナの習慣をやめてみてもいいのでは、なんて思ったりする今日このごろです。


ではでは。

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