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若手社員とベテラン社員の評価の違いにゾッとした話(社内評価・転職市場の評価)

ベストセラー書籍「お金の大学」でおなじみの両学長のYouTube動画「2024年5月お金のニュースBest7」の中で、

【気づいてる?】日本の労働市場の「矛盾」

というテーマが取り上げられていて、若手社員とベテラン社員の社内評価・転職市場の評価の違いについて話されていたのですが、個人的にものすごくゾッとしてしまいました。ということで、今回はこの動画の内容を元に、私の思ったことをnoteに書いてみたいと思います。



●若手社員とベテラン社員の評価の違い


両学長の今回の動画を要約するとざっとこんな感じ

・新入社員4割が転職を検討(日経新聞の記事より)
・お金をかけて採用してもすぐ離職してしまうケースが多い
・日本の労働市場には下記のような矛盾がある
・20〜30代の若手社員は、社内評価(待遇)は低いが、転職市場の評価は高い
・40代以降のベテラン社員は、社内評価(待遇)は高いが、転職市場の評価は低い

特に若手社員とベテラン社員の社内評価・転職市場の評価の違いが非常に興味深い内容でした。


●若手社員は、社内評価(待遇)は低いが、転職市場の評価は高い

ということで、今回の動画で取り上げられていたのが「新入社員の4割がすでに転職について検討している」という内容、非常に衝撃を受けました。
時代が変わったと言われればそれまでですが、昔の感覚が抜けない人からすれば、「今の若いもんは根性がない!」とか、「気合が足らない、たるんどる!」なんて、ちまたのおっさんの声が聞こえてきそうです。
そんなおっさんの声を反映するように、若手社員は社内での評価はあまり高くない傾向があるものの、転職市場においては、若手の人材の評価はものすごく高い!とのこと。古い頭のおっさんから低評価をされつづけながら仕事するよりも、自分自身の価値をよく思ってくれている転職市場に飛び込んで、いい思いをするほうがそりゃいいよな、なんて思ってしまいました。


●ベテラン社員は、社内評価(待遇)は高いが、転職市場の評価は低い

逆にベテラン社員については、これまでの会社での経験や、旧来の年功序列的な会社で育ってきた背景もあったりして、社内での待遇も守られてきている人も多いです。しかしながら、転職市場ではベテラン社員の評価は低く、たとえ仕事の経験が浅くても、若手社員のほうが断然転職市場では有利!という紛れもない事実があったりします。


●社内評価で大きな顔して油断しているベテラン社員は注意!

このように、日本の労働市場では、スキルがどうであろうと年齢だけで高評価されやすい構造があり、この視点は注意しなければいけないと思います。

どちらかというと、これまで転職もせず、同じ職場でずっと過ごしてきたベテラン社員は、社会がどんどんスピードを増して変化していっている中でも、周りの変化とはあまり無縁な中で、何十年も過ごしてきた人が多いと思います。

さらに少子高齢化で、若手社員の存在は、ものすごく貴重です。いくら経験が豊富で、大きな顔をしていても、長期的に見て若い人の力に頼らなければ、仕事は成り立たなくなるのです。若手を大事にできない会社は、若手にそっぽを向かれ、残ったイマイチなベテラン社員だけが残って業績も悪化・・・なんていう負のスパイラルに。


●大事なのは、常に新しい挑戦をしていく姿勢

私も完全にベテラン社員の範囲なので、非常に怖い話だな、と思いながらこの動画を視聴していました。
とにかく、大事なのは、今の自分のスキルに満足せず、常に新しい挑戦をしていくこと。努力した分の価値は若手でもベテランでも無駄にはならないと思うので、常に挑戦者という思考で新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています。
人生、守りに入ったらそれまで。いつまでも自分自身がどうすればもっとよくなるか貪欲に追求していく、そんな人生を歩んでいきたいですね!!!



ではでは。

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