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【ほかにもありそう】おかしな値付け


●「宅配ピザ持ち帰りなら2枚目無料」の値付けについて考えてみた

先日、家族で宅配ピザを頼むことがあったのですが、今や宅配ピザ業界ではスタンダードになりつつある「お持ち帰りなら2枚目は無料」を利用して、Lサイズを2枚注文しました。
Lサイズ1枚約4,000円なので、2枚なら本来8,000円するところ、2枚で4,000円で済んだので、家族で「お得だね〜!」と喜んだのですが、ふと思い返してみると・・・

そもそも昔なら、持ち帰りの場合、「缶コーラ」が1つ付くとか、「サイドメニューのポテト」が1つ付くとか、その程度のサービスだったと記憶しています。よくよく考えると、燃料費や従業員の時給コストなど、「従業員がバイクでピザを宅配するコスト」を「お客さんがお持ち帰りで補うコスト」は缶コーラ1本程度ではないですよね。
2枚目無料のサービスは、ドミノピザかどこかが打ち出して、そこに他社も合わせざるを得なくなったように記憶しているのですが、このように以前は高い値付けをしていたが、何かをきっかけに値付けの適正化をしてきたケースは他にもありますよね。

ということで、私が記憶している値付けの適正化が行われた、もしくはこの値付け適正なの?と思われるモノについて、取り上げてみたいと思います。

●値付けの適正化①携帯電話料金

携帯電話料金については、以前からハイスペック過ぎる、という声がちらほら上がっていました。
両学長のYouTubeでも、「スマホの契約は格安SIMを導入すべき!ドコモ・au・SoftBankの料金体系は、一般の人が公道をフェラーリで乗り回しているようなもの」と話されている通り、使用する人よりも料金体系が高すぎる状況でした。

そこで、当時の菅総理大臣が、携帯料金が高すぎることについて言及、料金値下げされました。両学長的には、値下げされた新料金でも「一般の人が公道をレクサスで乗り回しているレベル」とのこと・・・(汗)。そんなこんなもあって、ahamo・Povo・楽天モバイルなどの格安SIMの躍進につながっています。

※上記の動画は2021年の情報です。格安SIMの料金プランは当時から変わっているものも多いので、「ともかく昔ながらの携帯料金は高すぎる」という視点でご覧いただければと思います^^


●値付けの適正化が必要と思われる民間保険

あとは、民間の保険についても、ハイスペック過ぎる保険料を支払い続けている人たちが本当に多いです。例えば医療費で考えると、そもそも、医療費控除や高額療養費制度など、公的な保険で補助が出るにも関わらず、更に民間保険も過剰に保証される内容で加入している方が多くいたりします。
これについても、両学長曰く「雨が降るかもって傘を2本も3本も持ち歩いているようなもの」とのこと。

過剰な保険加入については、日本人の性格からなのか、なかなか理解してもらえないケースも多く、保証内容を削って、直後に病気になったら嫌、とか、そういうときに限って病気になりそう、不吉だから・・・なんていう、迷信めいた考え方で、保険内容は下手に見直すよりもそっとしておけ!みたいなおかしな声を聞くことも^^;


●車の値付けも今後変わってきそう

自動車の価格についても、今後色々と変わってきそうですよね。日本で言えば、トヨタ・ホンダ・日産など、世界を代表するメーカーがたくさんあったりするのですが、最近ではイーロン・マスク率いるテスラの急成長、電気自動車・自動運転・環境問題など・・・大きな変化の中で、車にかかる料金についても、これまでの概念が結構変わってきそうです。高い金額で守られてた利益が、既成概念を覆す企業の参入・競争で、大きく価格設定についても変化を迫られることもありそうですね。


ということで、私もこれまで生きてきた中で、上記のような値付けの変革を何度か体験してきたように思います。今後はもっと社会の変化が急加速していくと思われるため、「これまでこれくらい・・・」と思っていた値付けも、短いスパンで、至る所で変化がありそう。情報のアンテナをしっかり持って、自分自身も取り残されないようにしなきゃですね!



ではでは。

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