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神様が消えた!!

アリス学園 研修センターの寺西由美子です。

私の実家では、80代の両親がふたりで暮らしています。
昨年末からお正月にかけて、
あるはずのものが消えて大騒ぎとなりました。

消えたのは神様。

神棚にお祀りするための御札(おふだ)です。

せっかちな父らしく、12月早々に
「もらってこないといけないから、神社に連れて行ってくれ」
とリクエストがあり、
12月中旬には、両親と私3人でいつもの神社に行ってきました。
両親はふたりとも2年ほど前に運転免許を返納したので、
外出はもっぱら週末に顔を出す私の任務となっています。

御札をもらってきてから、
(実際は「もらう」のではなくて「購入する」ですけど)
すぐには神棚に上げず、
しばらく普段は使っていない部屋のテーブルの上に
置いていたはずだったのですが・・・。

ところが、大掃除もすませた12月28日。
この1年間お祀りした御札(おふだ)と
交換しようとしたところ

「置いたはずのところにない」
「家じゅう探しても見つからない」

というのです。

「お母さんが間違って捨ててしまったに違いない」
「お父さんはそこに置いたっていうけど、
きっと最初から違うところに置いたのを
お父さんが忘れているに違いない」

私のもとには、入れ替わり立ち替わり
「自分のせいじゃない!!」との連絡が入ります。
神様の手前、お互いを責めたてるようなことはしないまでも、
話は完全に「相手のせい」。
話題はそのまま、
お互いの認知症を疑う話にまで発展します。

結局そのまま年越し。
お正月三が日はみんなで温泉で過ごしましたが、
食事中も、温泉に浸かっていても、
布団の中に入ってからも、
ふたりは終始「神様が消えてしまった」ことが
頭から離れない
ようようで、
なんだかかわいそうになってしまいました。

「こっそり同じものをもらってきて
私の車の中から見つかったことにしようか」

そう考えていた1月4日、
仕事始めで出勤した私のところに父からのLINE。

なんと「使ってないほうの下駄箱の中から見つかった」と。

一昨年、段差を解消するために玄関をリフォームした際、
これまで50年間使ってきた大きな下駄箱を撤去し、
ごく小さなものに取り換えました。
その際に、季節外れのものやあまり普段履かない靴をしまっておくため、
もうひとつ、小さな下駄箱を廊下の隅に置きました。
これが「普段使っていないほうの下駄箱」です。

どうしてそんなところに入ってしまったのでしょう?
ここ数年、脊柱管狭窄症から歩行に難のある父。
そのLINEには

「今年1年、ふたりとも足元に気をつけなさいってことかな?」
「お父さんがもっと元気に歩けるように、神様が祈ってくれたんかな?」

とありました。

80代夫婦のふたり暮らしに
年相応の物忘れ勘違い日常茶飯事。
とにかく今年も1年、ただの笑い話ですめばいいなと願っています。

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