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脾気虚になると食欲不振になるワケ

今回は食欲不振の方に読んでほしい

脾の虚証になる脾気虚についてです。

脾の作用で運化という作用があります。運化とは?

食べた物を栄養にする作用を運化と言いました。

消化と吸収の事です。

気虚になる事で運化が低下してる起こる症状が

食欲不振や腹脹です。これは脾臓の生理特性に昇清作用があります。


栄養を上へ心や肺に上げて気や血に化生しその後に全身に巡らせる。

この機能が低下してる状態では栄養素が体内の上に運べずお腹が張ります。その結果食欲も不振になります。

症状

大便溏薄 とうはく(大便が希薄)は運化が低下し栄養を上手く処理出来ず水液をさばけない状態

面色萎黄 (顔面がやつれて血色が悪い)これも気血が上手く化生されないと起こる

腹脹は(食後に起こることが多い)

倦怠感、 息切れ、 自汗

などがあります。


舌脈所見は?

舌は薄い苔 膩苔じたい 痰湿で水分が過剰になると表れる

脈は

脈弱となる


まとめ

脾気虚は脾臓機能が低下して栄養素を全身に運べない状態、食欲不振や倦怠感などになり、特徴は舌の水分が過剰になり苔が薄くなる


以上脾気虚についてでした。

今回もありがとうございました😊

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