ホットコーヒー

目が覚めるとザザ降りの雨の音。はっきりしない意識のまま、傘を持って階段を降りて、燃えるゴミを出して、また寝る。雨の日には無限に眠れるのはなぜ。いつもの時間に朝ご飯を食べて、昼過ぎまでまた断続的に寝てしまう。抗いがたい異常な眠気で意識が途切れとぎれになる。雨の日は大体眠いけど今日はとくに強烈だった。仕事をしていたときは毎朝会社の近くのセブンでホットコーヒーを買ってから出社していたことを思い出す。カフェインはやる気が出ない日だけでなく、雨の日にもよく効いて、1日の仕事をカフェインと一緒に始めるのがすきだった。またフルタイムであんなふうに思い切り働ける日が来るだろうか。わりとすぐ来るだろう、と頭で思うけど、いまはそんな生活のことをとても遠くに感じる。仕事なんてすきじゃないのに。社会的な強制力がないとなにも成し遂げられないことを痛感する日々。

1週間ぶりの病院。34週。赤子はやはり逆子のままで、突然標準並みに大きくなっているということもなく小さめのままだった。おへそ横での胎動が多くなったから頭位になったかも、とか、食べる量を増やして横になってる時間も増やしたし200gくらい大きくなってるかも、とかひそかに期待してしまっていたので、まあ、そんなもんよねと思いつつも小さくショック。でも元気なことがわかったので、全然問題ない。元気でいてくれたらそれだけでいい。保留にさせてもらっていた転院について、お願いしますと伝えた。この病院にもう来ないとおもうとさみしくなったけど、せっかくなので、転院先の新しく超大きい病院を楽しむことにする。

そういえば、夫の父に父の日のプレゼントを贈った。わたしには父がいないので新鮮だというと、夫も父の日にそのようなことをするのは初めてらしい。一緒じゃん。

今日は夕飯をめずらしくそこそこちゃんと作って、一時的な自己肯定感がすこし上がった。


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