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海外マンガRADIO 2024年3月第3週

2024年3月第3週は3月19日(火)に海外マンガRADIO第94回、3月21日(木)に海外マンガRADIO第95回を更新しました。2024年3月上旬のトピックや記事を中心に取り上げています。


海外マンガRADIO第94回

海外マンガRADIO第94回
2024年3月19日(火)配信

◆身近な海外マンガニュース

6人参加の大企画!オススメ本紹介@taga.booksのnote

「拡がりゆく“グラフィックノベル” ―世界で描かれ、読まれているマンガのかたち」 3/30(土)開催

◆取り上げたニュース

黒人の恋人ができて、日常に溢れる人種差別に気づいた。ある漫画エッセイが問うこと

2月にかもがわ出版から発売された韓国のマンガ『地下鉄で隣に黒人が座ったら』(村中千廣訳)の著者イェロンさんへのインタビュー記事です。

日本国際漫画賞で最優秀賞の簡さん、授賞式に参加 「台湾の漫画発展望む」

昨2023年12月26日に発表された第17回日本国際漫画賞の授賞式が3月5日に開催。『青空のもと、風追う少年』という作品で最優秀賞に選ばれた台湾のマンガ家簡嘉誠さんが授賞式に出席されたとのこと。日本語版が出るといいですね。

2024.4.13-19 フランス絵本作家 Fanny Fage イラスト原画展示&販売

東京都北区にあるバンド・デシネの専門店「MAISON PETIT RENARD」さんで、2024年4月13日(土)~4月19日(金)にかけて、フランスの絵本作家ファニー・ファージュ(Fanny Fage)さんのイラスト原画展示&販売が行われるそうです。

コミックスはダイレクトマーケティングを維持するべきか?/Should Comics Keep It Direct?

北米のコミックスの流通を特徴づけるダイレクトマーケティングが、1970年代前半に始まってから50年を迎えるとのこと。その興味深い試みがいろいろと紹介されています。


海外マンガRADIO第95回

海外マンガRADIO第95回
2024年3月21日(木)配信

◆身近な海外マンガニュース

仏アニメ映画ジョアン・スファール監督『プチバンピ』シネマ神戸で3月9日~15日公開

「世界のマンガについてゆるーく考える会#19」2024年4月17日(水)夜開催

中国の漫画学術誌、創刊号は豊子愷の日本への思いを特集

中国初の漫画学術誌『漫画研究』が、今年2024年2月に創刊されたとのこと。母体は漫画の研究、教育、国際交流、普及を使命とする北京漫画協会。創刊号は昨年生誕125年を迎えた、1921年に日本に留学し、竹久夢二の影響を受けたという豊子愷(ほう・しがい:1898-1975)を特集。

独ライプツィヒ・ブックフェア3/21~24開催/Zeichner aus aller Welt in Leipzig: Diese Comic- und Manga-Stars kommen zur Buchmesse

2024年3月21日~24日にかけて、ドイツのライプツィヒでライプツィヒ・ブックフェアが開催されるとのこと。本の販売はもちろん、展覧会、サイン会、ライブドローイング、トークイベントなどが行われるイベントで、マンガ家も複数招聘されている模様。日本のマンガ家さんも参加されるようです。

【北米エンタメニュースまとめ】「君どう」北米展開担ったGKIDS、NYで日本ホラーの上映会、出版社が変える米子供向け漫画市場、世界が涙したドラゴンボール作者・鳥山明氏死去

さまざまなニュースが取り上げられていますが、とりわけ今回は「不足している子供向け漫画、米出版社が変えつつある」という記事を紹介しました。北米で日本のマンガは人気が高いですが、若年層の子供向け作品は思ったほどこれはという作品がなく、まだまだ入り込む余地がありそうとのこと。

Shut In Theater200回記念/Shut In Theater: Weekend Reading 200

以前、海外マンガRADIO第11回でも紹介した「COMIC BEAT」の週末読書案内「SHUT IN THEATER」の200回記念。鳥山明さんの訃報記事があったこともあり、鳥山明作品をあげている人が多かったです。他にも興味深そうなマンガ・本が多数あり。


今回の海外マンガRADIOで取り上げなかった海外マンガ関連記事

韓国

北米

フランス・ベルギー

イタリア

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