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THE FLASH/フラッシュ バリー・アレンの決して殺さない正義

わたしがTHE FLASH /フラッシュ バリーアレンを推す理由。

30代男性、雑誌の編集の仕事をしています。

私が好きな海外ドラマは、THE FLASH/フラッシュというドラマで推しのキャラクターは主人公であるバリー・アレン(グラント・ガスティン)です。

母殺しの犯人と父の無罪を晴らすため、「赤い閃光」バリー・アレンが奮闘するTHE FLASH/フラッシュあらすじ。

主人公であるバリー・アレンは幼少時に母親を殺されてしまう。状況証拠から父親であるヘンリー(ジョン・ウェズリー・シップ)が犯人であると警察は判断する。

バリーは高速で動く黄色い物体が母親を殺したと証言するが信じて貰えず父は刑務所へと送られる。やがてバリーは成長し、科学捜査官として超常現象を専門とした犯罪捜査班になるが、ある時スターラボという科学研究所の粒子加速路が暴走し、バリーは加速路から生じたエネルギーがぶつかってしまう。バリーは昏睡状態の末に命は助かるが....。

スーパーヒーローとしてあるべき姿を見せるバリーの強さに憧れるのと同時に、人として悩む姿に共感します。

バリー・アレンは困っている人物を見ると助けざるを得ない善人の人間でスーパーヒーローとして正しい心を持っている人物です。

THE FLASH/フラッシュのコミックシリーズにおいても、困っている人物であれば悪人でさえ助けようとする精神があり、ドラマにおいても悪人を殺すのではなく、捕えるという手法にて悪人を捕まえて命まで奪うことはしないというヒーローです。

一方で優柔不断であり、スーパーヒーローとしての力を持っているが力だけでは解決できない問題に対して悩むヒーローでもあり、人間味があるヒーローです。

huluの第12話で初代フラッシュと新フラッシュが交わるエピソードはファン心をくすぐります。

動画配信サービスサイトhuluで第12話のアレン親子のお話が好きです。

映画版のフラッシュを演じていた俳優(ジョン・ウェズリー・シップ)がバリーの父親役を演じていて、世代交代した印象を強く持ちました。

私は昔の映画版も観ていたこともあり、新バリー・アレンを演じるグラント・ガスティンに対して、旧バリー・アレンを演じるジョン・ウェズリー・シップが、語り掛けているような演技をしていたのが印象的でした。

というのもこのドラマ、昔フラッシュを演じていた俳優さんを探し、父親役として出てほしいと交渉して出演が叶ったそうで、フラッシュファンとしては大変楽しみにしておりました。

誰にも制裁を加えないバリー・アレンは観ていて気持ちが良いです。

バリー・アレン最大の魅力は、善人であることです。

見ていて気分を害することなく応援したいと思える気持ちになれるのがバリー・アレンです。

私は大抵のヒーローは自分勝手であることが多いと感じるのですが、自分を捨ててまでヒーローとして人々を助けようとする様子は見ていて気持ちが良いです。

ヒーローものの有名人、バットマンも同様にヒーローなのですがあちらは悪人に恐怖を与え悪さをしないよう諭すタイプなので根本的にやり方が異なり、バットマンは悪人に対しては容赦なくボコりますのでここが違うポイントだと思います。

バリー・アレンは誰も殺さない。人は改心するものという前提で物語は進みます。

バリー・アレンの精神は、人を決して殺すことない精神です。

あくまで、人は改心する物であると想定して捕えるだけに徹しており、警察と協力することで街の平和を維持するタイプのヒーローであることです。

バットマンも同様に警察と協力してますが、あちらはどちらかというと暴力を行使して敵対する悪い人物をボコるので根本的に違うと言えます。

もちろんバットマンも人を殺すことは無いのですが、作品によって異なる解釈があり殺害する場合もありますがこちらの作品は決してそのようなことは無いです。

その為、大人向けのドラマなのですが、こどもと観ることも可能なドラマでバットマンとは違った考え方であるヒーローであることを理解してもらうとなお、子供にとってもよいヒーローのお手本になるかと思われます。

THE FLASH/フラッシュ原作コミックに忠実なドラマであるというところが、バリー・アレンの魅力を最大限に引き出しているといえます。

このドラマの最大のポイントは、忠実なコミックのキャラクター設定であることです。

コミックや小説の実写化において、原作改編で性格が変化することはよくありますが、バリー・アレンのようなタイプの主人公は性格が改変されると魅力が半減してしまうのです。

このドラマは原作のコミックに忠実であるところに面白みがあり、ファンからしたら原作通りのバリー・アレンが魅力的です。

これがもし、主人公が悪人として描かれていた作品に代わっていたとして、シーズンワンにおいてこの作品を見たいと感じることは無かったはずです。

後々、悪人になるかもしれない要素がある場合は、それらは環境により変わっていっている描写があれば主人公に共感は出来ます。

シーズン2までが特に面白く、その後は人としてのバリー・アレンに感情移入できるかどうか。

THE FLASH/フラッシュ シーズン2までは原作に忠実で見ていて楽しかったのですが、シーズン3から少しバリー・アレンの心情が変化してきて、応援したいと思える気持ちが無くなりました。

より人間らしくなったバリーは、自分の思うようにいかないことに対する苛立ちの感情が目立つようになり始め、バリーの性格は変わったと感じました。

スーパーヒーローたるもの、自分の利益のために能力を使うということはあってはならないと思うようになりました。と同時に、自分が楽になりたいがために特殊能力を発揮したくなるのは、とても人間味があり、共感できる部分でもあります。

正統派のスーパーヒーローもの、アメコミが大好きな人、ゼッタイおすすめです。

善人のヒーローが人々のために戦う。

これだけで十分面白そうであると感じた方はお勧めできるドラマです。善人であるが故に悩み苦しみながら前に進もうとするヒーローを応援できるかどうかに限ります。

もちろんアクションやCGなど見どころもいっぱいありますが、要は主人公のことを好きになるかどうかは性格だったり内面による影響が大きいので、そうした物を見て善人である主人公が活躍していく様を見ていて続きを見たいと思えるのであれば、なおTHE FLASH/フラッシュは良い作品であったのだと思います。


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