イギリス🇬🇧ダートムア国立公園の晩秋

イギリス🇬🇧南西部ダートムア国立公園で民宿しているレナルズ　美穂です。今回は”秋深し隣は何をする人ぞ”というわけで晩秋のダートムアを紹介します。ダートムア国立公園はロンドンから南西へ車で5時間。電車で3時間。954平方キロメートルの面積を持つ広大な荒野です。荒野には紀元前4000年ごろからの遺跡(ストーンサークル、墳墓、住居跡)が至る所に点在しています。

ストーンサークル、ストーンロウ、は昔聖なる儀式が行われた場所としてエネルギーラインを拾う人たちやスピリチュアルの関係の人達にとても興味深い場所として知られています。イギリスでは自然宗教の人達が夏至、冬至にダートムアの特別な場所に集まってきます。

ダートムアにはトア(Tor)と呼ばれる岩が突起しています。何とこの岩達は地球創成期に地下のマグマがゆっくり固まり盛り上がったものでその後の地球の温暖変化によって横に亀裂が入りまるで巨人が積み上げた様に見えます。この岩の上に座ると地球の中心と自分と宇宙としっかり繋がります。😊💕頂上に立つと360度の大パノラマが広がり遠くには海が輝いています。

ダートムア国立公園からは何と21の源流が始まっていてそこは底無し沼も点在しています。ダートムアから始まった川の流れはそれぞれに集まり終いには海へと繋がっています。標高６００メートル程のダートムアは日本の山に比べたらとても歩きやすいハイキングレベルでしょうが。地図を読まないと至る所に底なし沼が点在していて沼地に入り込むと回避するのが大変です。シャーロックホームズの「バスカビル家の犬」の舞台にもなりました。

ダートムアのトア(突起した岩)は160ほどあり、それぞれのトアは個性的なキャラクターを持っていて尋ねてみると楽しいです。

ダートムアは時折濃霧に包まれ全く方向がわからなくなることがありまた底なし沼や人家の無い荒野が延々と続くのでみんななるべく一人ではダートムアを歩きません。自然を軽視できません。

大自然の中人々はまるで時が違うかの様にゆっくりとした生活を楽しんでいます。

昔ながらの藁葺き屋根のお家がそのまま残り古い農家は何と1400年の建物が残っています。これは地震が無いイギリス🇬🇧ではですね。1400年の農家にはたくさんの時代の人々が今もなお生活しているそうです。ゴーストのお話は宝庫ですね。イギリス人には当たり前なんでしょうか。ゴーストさん達普通に「お茶飲んでいるんだよね〜」って話してくれます。ゴーストの彼女達には当たり前の生活が今のこの空間にも続いているんです。

いよいよ12月になりますにゃん！イギリス🇬🇧はクリスマスに向けて大忙しだ〜家族のみんなが集まる素敵な時間に向けて気持ちはワクワク💕暖炉の前でみんなでゆっくり過ごす時間は冬の季節のプレゼント。

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