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どこを見て選択するのか?


年末くらいから少し奥歯に違和感を感じながらも、なかなか行けずに、少し前に歯医者に行ってきました。

歯医者さんの独特の音が苦手で、
大人になっても、あの椅子に座る時、
あの音がしてなくても、
毎回ちょっぴり苦手だったりします。(笑)

何か違和感や問題などあった時、現状の状態のみなんとかしようするとき、その問題点だけをみて、とにかくそれを対処しようとすること、わたしは恥ずかしながら、あったりします。

歯についても、とりあえず違和感を取り除きたいわたしに対して、
その歯科医師の説明は、少し違いました。
もちろん現状の状態についてのヒアリングは丁寧にあり、現状の症状の要因となることを伝えてくださいました。

大きく違う点は、
その先生が、今の状態から30年後のわたしの歯を見据えて、説明して下さったこと。
この症状からどういう治療をしていくと、
30年後どうなるか?
違和感を取り除くための、治療法はたくさんある。選択肢もたくさんある。
それらを時間の流れを使って、
未来のわたしについて、たくさんの選択肢と
その選択肢を選ぶと、ここからどうなるかの大きな地図を開いて示すような感じで
未来までの全体像を説明してくださった。
まるでヴィジョンもゴールもわからないわたしに
ヴィジョンメイキングの手助けをしてくれるように。

30年後のあなたの歯をどうしたいかは、
あなたの選択で変えられるし、治療法含め、
あなた自身が選択していくものだと。
それは歯科医の僕が勝手に決めるものじゃない。と。

「あなた自身が、あなたにとって一番最適な
選択ができるよう、治療するだけじゃなく、
様々な治療法や、その治療が未来どうなるかや
学術的なことなどを説明することも、
私の仕事であるからね。」と先生。

自分自身がする小さな選択の大切さ、
なぜそれを選択するのか。
その小さい選択肢の連続がどんどんつながって
実は自分の人生が大きく変わっていくということ。

苦手な診察の椅子に座りながら(笑)
まさに、パーソナルプライオリティやなぁ。と

日々の「小さな選択」大事にしていこうと
改めて気づかせてもらいました。


本日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます。

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