オリジナルの型紙で理想の推しぬいを作る 小物編
今回は前回の衣装編で入りきらなかった小物の作業工程です。ゴッドイーターと言えば腕輪と神機！いつか神機は作るとして、これがあるとどんなぬいもゴッドイーターになれる腕輪を作っていきます。
まず材料から。
材料
⚪︎腕輪⚪︎
フェルト（赤）
フェルト（グレー）
糸（無くてもOK）
⚪︎リストバンド⚪︎
ぬいれっくす（黒）
フェルト（グレー）
道具
速乾アクリア
デザインカッター
カット台
Mr.color（銀）
アクリル絵の具（黒）
以上です。続いて作り方です。
まずは一見複雑そうなこの腕輪の構造から。公式ページで見たところ、大雑把に言うと銀色の太い輪を赤い板で挟んだものかな？と判断しまして、それを踏まえて絵におこします。
ちょっと耳のあるドーナツな感じで、パーツにするとそんなに複雑ではありません。これを実際の型紙にしていきます。
サイズを決めるにあたり、装着するぬいの手首と思しき場所の太さを測ります。これはおおよそのサイズが分かれば大丈夫です。少し小さくてキツくてもぬいなので入りますし、少し大きくても素材がボアのぬいとフェルトの腕輪なので滑って落ちる事もありません。
型紙です。
2.5×2.5くらいの小さなパーツなのでピッタリ同じものを切り出すのは事実上無理なので、貼り合わせた後などにデザインナイフなどでまとめて形を揃えた方が早いです。
この型紙を赤、グレー共に4枚写して切り出します。この時ハサミでカットし、細部はデザインナイフで切っていくようにしました。細かいところや微妙にサイズを調整するにはデザインナイフが最適でしたが、元からの切り出しはちょっと切れ味が良すぎて危険なのでハサミを使用しています。デザインナイフとロータリーカッターは切れ味抜群なので、こまめにキャップをする事を心がけました。
切り出したパーツです。それを赤は2枚ずつ、グレーは4枚を１つに接着します。グレーはアイロンフェルトなのでアイロンで、赤は速乾アクリアを竹串で塗って、貼り合わせた後数分クリップで固定しました。
これをグレーを真ん中にして赤で挟み、速乾アクリアを塗って固定すれば腕輪は完成します。ただ、小さなアイテムなので気にならなければ大丈夫なのですが、外側から見たところ重ねたグレーのフェルトがあまり見栄えが良くなったのでベルト状にした同色のフェルトを外側に巻いて隠す事にしました。その際上部の丸い耳と四角い凸部分の切れ込みが目立たなくなってしまったので、糸で括って切れ込みを作りました。ありやなしやのこだわりです。
私の場合は近所のお店にイメージ通りのグレーのフェルトがアイロンフェルトしかなかったので側面への接着もアイロンで行いましたが、普通のフェルトならばボンドを付け、本体に巻き付けてまち針で留めるのが一番キレイに出来る方法かと思います。
次にボルトを描き込んでいきます。
使ったのはMr.colorのシルバーとアクリル絵の具の黒です。銀マッキーではフェルトの毛羽立ちを巻き込んで上手く描けないのでは？と思い、塗料を使うことにしました。
結構としては毛羽立ちを封じつつ塗ることが出来たので、成功したと言っていいと思います。ただ、ボルトのネジ山を横着してチューブ直出しで筆に乗せて塗ったので非常に伸びが悪かったです。素直に絵皿に出して水分を調整して塗るか、シルバーと同じMr.colorのブラックで塗ればよかったとちょっと反省しました。
ということで、出来上がりです！
自分で作っておいてなんですが、ゴッドイーターの腕輪……感動します！試しに以前作ったウサギに腕輪を着けてみたら立派なウサギのゴッドイーターが爆誕しました。感無量です。
さて、次にリストバンドですが…特に作り方を書き残すほどでは無いのですが、一応作り方を。
まずコピー用紙などを好みの長さの長方形に切り、ぬいの腕に巻き付けテープで貼ります。腕の太さで印をつけテープを取ります。この際貼り合わせるたところに先には角が出て、付け根側は緩いV字になるので、テープの上からキレイに繋がるよう線を描いておきます。
すると端が少し曲線を描く長方形ができます。
これにサイドに3ミリほど縫い代を作ったものをぬいれっくすで切り出し、先側にデザイン通り細く切ったグレーのフェルトを付け、サイドを縫い合わせます。ぬい終わったら縫い代を割って、裏返して出来上がりです。
少し全体から見ると浮きますが、上からジャケットを着るので問題無しとします。
ここでの注意点はアイロンの温度に気をつけよう！という事です。ついうっかり高温でぬいれっくすにアイロンをかけてしまい、布端をチリチリっとさせてしまったので…。まだストックに余裕のある布でよかったです。
最終の仕上がりはこんな感じです！
立派なゴッドイーターになりました…！もうほぼ完成と言いたいところですが、やはり裸足は目立ちますね。
次は頑張って本革で靴を作っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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