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皆伝 総合型選抜4 志望理由書

志望理由書

自己申告書と別になっている場合の書き方です。
名前が書いていなければ他の人が書いたと言ってもわからないくらいの文ではいけません。あなたならではの特性、思い、考え、特長、経歴、経験を書きましょう。
他の大学に出しても問題ないという理由ではいけません。この大学ならではの理由を書きましょう。
自己申告書が「わたしはーなので、貴学に合っています」ということを重視するなら、志望理由書は「貴学がーなので、わたしに合っています」ということを重視して書きます。つまり、大学を深く研究していることが前提になるんです。

オープンキャンパス


オープンキャンパスに行きましょう。
行ったことがあるということが、高評価になります。
学生の雰囲気を感じましょう、明るい、優しそう、積極的、騒がしい、落ち着いている、一人の人が多いなど、自分に合っているかを見ましょう。
狭い感じ、広い感じ、静かな感じ、機能が充実している、蔵書が多い、建物が古い、トイレが綺麗なども大事かもしれませんね。
学生や教授に話を聞くこともできます。
なぜこの大学を選んだのか、この大学で良かったことは何か、学生に求めるものは何かなどですね。
志望する仲間と会って、グループ作業をすることもあるので、そういう刺激を受けることもできます。

大学のサイト


大学のサイトを読みましょう。
アドミッションポリシーや建学の理念、シラバスなどを読み込みましょう。
そうした言葉を適当に入れて書きましょう。
面接で問われなくても、創始者と現在の学長の名前を知っておきましょう。

アドミッションポリシー(入学前に期待される能力)
大学の教育理念、目的、特色等に応じて受験生に求める能力、適性等についての考え方です。
あなたがこうした理念に合致していて、適性を持っていることを示しましょう。または、能力を伸ばしている途中であることを示しましょう。
よくあるのは、
コミュニケーション能力
批判的な思考
共感力
協働性
主体性
論理的思考力
表現力

カリキュラムポリシー(在学中の教育方針)

ディプロマ ポリシー (卒業時の能力)
大学や学部、学科の教育理念に基づいて、どのような力を身に付けた人の卒 業を認定して学位を授与するのかという方針です。
よくあるのは、
生涯にわたって学びつづける人
世界のどこでも活躍できる人
社会に貢献する人
公正で多様性を尊重する人
専門を越えた教養
問題発見力
キリスト教系の大学では博愛の精神

シラバスは一年生でこういう授業があって、この授業は12回あって、こういう内容を教える、評価方法はレポートで、参考文献はこういうものということが記されたものです。
興味、関心のある授業の名前と担当教授の名前を憶えましょう。志望理由書に書いたり、面接で言えるようにしておきましょう。
ここまで読んで具体的にこういう学生生活を送るという計画を持っているということを示すためです。なんにも知らないけれど、イメージでこの大学を選びましたというのではいけません。

定番の書き方

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