見出し画像

大学入試の推薦に必要な評定平均

総合型選抜、学校推薦型選抜、通信制の大学には評定平均が必要なことがあります。

調査書の評定平均は大事です。

評定平均の対象範囲

一年生の1、2、3学期(学校によっては前期、後期という表現もあります。すべての学期を合わせて「学年末」時点の成績と表現する人もいます。学年の最後の学期=三学期だけとは違います。)
二年生の1、2、3学期
三年生の1学期
が一般的です。
推薦は、三年生の二学期を終える前に出願することが多いので、当然そうなります。
高校入試だと二学期までというところもあったかもしれませんけど、大学入試では1学期が多いです。
高卒生の推薦も、同じ基準で判定したいので、たいていは三年生の1学期までのようです。
三年生の二学期以降で成績が大きく変化して、ぎりぎり条件を超えたり、越えなかったりしそうな人は、大学に問い合わせてください。問い合わせたからと言って、不利になることはありません。そもそも名乗る必要があるかどうかもわかりません。
「貴学をぜひ受験したいと思っているのですが、推薦の評定平均について教えて戴けますか。三年時の一学期まででしょうか」と内容を伝えれば、回答してくれると思います。

評定平均の出し方

例)5段階評価
1年生 3333 合計12÷4=3 評定平均3
2年生 4444 合計16÷4=4 評定平均4
3年生 5555 合計20÷4=5 評定平均5
提出する評定平均は、全ての数字を足して48、それを数字の数12個で割ります。48÷12=4.0です。
「科目数で割る」と表現する人もいるんですけど、現代文A、現代文B、数学ⅠⅡ 数学Aなど、似た科目があるので、どうしたらいいかわからなくなる人もいると思います。数字の数で割ります。3が4つ、4が4つ、5が4つなので、12個です。

上の例では、偶然にも各学年の評定平均3+4+5をして、その結果12÷3でも4という結果です。けど、この計算法を使ってはいけません。

例2)
1年生 4524 合計15÷4=3.3 評定平均3.3
2年生 4445 合計17÷4=4.2 評定平均4.2
3年生 5555 合計20÷4=5.0 評定平均5.0
提出する評定平均は、全ての数字(15+17+20)を足して52、それを数字の数12個で割ります。52÷12=4.3です。これが評定平均です。
間違いの例)3.3+4.2+5.0=12.5  12.5÷3=4.1とは違います。

気を付けましょうね。


サポートして下さると長く続けられると思います。これからも学んでいく費用に使うので、サポートを御願いしますね。