フォローしませんか?
シェア
高等学校の世界史探求では、口頭や論文/論述形式で発表することを授業の成果として文部科学省は求めています。 ハイレベルの大学では論述が出題されていますね。 大学でも論文は書くことになります。 論述/あるテーマで論理的に書くことは、これから必要性が高まるので、入試で出題される人はもちろんなんですけど、そうでない人も学んでおくといいですよ。 論述が出題されない大学を受験する人でも、出題テーマを深く理解できるし、この時代ってどういうことがあったんだっけという時代感を養うこともできるん
2025年1月-3月の試験では、共通テストや私立大学でも、近代と現代の日本史と世界史を扱う歴史総合の出題があります。つまり、世界史探求で同じ近現代を出題するとバランスが悪くなってしまいます。 そう考えると、これまではあんまり出題されていなかった古代史が世界史探求では出題される可能性が高いと言えるんです。 先生は、平均的な学力の受験生に対しては、だいたい古代史2ヶ月、中世1ヶ月、近世1ヵ月、近代1ヶ月、現代2か月で教えているそうです。 世界史Bでは、教科書によっては古代が薄かっ
歴史総合の模試です。 七回分あります。 特に共通テストの歴史総合の形式に慣れておきたい受験生、どのくらいの得点を取れるのかを把握しておきたい受験生はどうぞ。 共通テストでは大問1が歴史総合(8問-9問)で25点、大問2-5または6が世界史探求(25問)か日本史探求で75点です。60分で解答します。 時間を測って解いてみましょう。10分-15分くらいで解けるようになれば、最低ラインをクリアしたと言えるでしょう。 第一回は形式に慣れるために、内容は少し簡単にしておきました。会話
世界史と歴史総合では、周年問題がよく出題されるので、ここを読んで、学習しておきましょうね。 周年試験問題の作成される2024年は ササン朝ペルシアの建国 1800周年(224年) 神聖ローマ帝国のザリエル朝 1000周年(1024年)ハインリヒ4世の関連で叙任権闘争が出題されるかもしれませんね。 オランダが台湾にゼーランディア城を建設、日本がスペイン船の来航禁止令 400周年(1624年) 大陸会議、クチュクカイナルジ条約 250周年(1774年) 第一次英緬戦争 200周
「アイヌ民族と日本人」(朝日新聞.1994年) 「アイヌの世界を旅する」(別冊太陽) 「アイヌをもっと知る図鑑」(別冊太陽288号.2020年) 「アイヌ学入門」(瀬川拓郎.講談社新書.2015年) 「アイヌの歴史」(瀬川.メチエ.2007年) 「アイヌ民族の歴史」(山川.2015年) 「アイヌの歴史」(平山.2014年) 「アイヌ通史」(岩波.2021年) 「アイヌ民族の歴史」(草風館.2007年) 「新しいアイヌ史の構築」(関根.2012年) 「アイヌエコシステム」(
共通 「辺境中国」(新疆、チベット、雲南、東北部を行くデイヴィッド・アイマー.白水社.2018年 ) 香港 「香港を知るための60章」(倉田徹.張彧暋/チョウ イクマン) 「香港とは何か」(ちくま新書.2020年) 「辺境の思想 日本と香港から考える」(張彧暋/チョウ イクマン) 「香港と日本」(ちくま新書.2020年) 「中国返還後の香港」(倉田徹) 「香港 中国と向き合う自由都市」(倉田徹.張彧暋/チョウ イクマン) 岩波新書.2015年) 「香港デモ日記」(小川善
東京大学や京都大学、私大だと早稲田大学や慶應義塾大学という順で、難しいと思われています。 総合的にはそうかもしれないんですけど、世界史に限るとそうでもないんです。キリスト教系の大学、世間ではミッション系と言われている大学の英語は出題のレベルが高い傾向にあります。けど、国語と世界史、日本史は簡単ということもあります。 たとえば、立教大学の世界史は共通テストより簡単な学部もあるけど、英語はそうではありません。世界史の得意な人は、世界史で得点差をつけたいと思うので、世界史の難しい大
通史 「台湾 400年の歴史と展望」(中公新書.1993年) 「増補版図説台湾の歴史」(平凡社3240円) 「台湾の歴史と文化」(中公新書.2020年) 「詳説台湾の歴史 台湾高校歴史教科書」(薛化元.雄山閣.2020年) 現代史 「台湾総統列伝―米中関係の裏面史」(中公新書ラクレ.2004年) 「昭和を生きた台湾青年 日本に亡命した台湾独立運動者の回想」(王育徳) 「台湾現代史 二・二八事件」(平凡社.2014年)1947年に発生した現代の出来事です。 「台湾北部タイヤル
法の歴史です。 「ハンムラビ「法典」」(中田一郎.リトン.2001年) 「新版 ローマ法案内: 現代の法律家のために」(木庭顕.勁草書房.2017年) 「ローマ法の歴史」(ウルリッヒ マンテ.ミネルヴァ書房.2008年) 「イスラーム 法と国家とムスリムの責任」(真田.中央大学出版部.1992年) 「概説西洋法制史」(ミネルヴァ書房.2004年) 「ヨーロッパ法史入門」(クヌート ヴォルフガング.東京大学出版会.1999年) 「フランス民法典の200年」(北村一郎.有斐閣.
ウクライナ侵攻、コーカサスのチェチェン紛争、グルジアの分裂とジョージア化、アルメニアとアゼルバイジャンの戦争など、旧ソ連の負の影響を探求しましょう。 「ポーランド・ウクライナ・バルト史」(新版世界各国史.山川.1998年.3500円.434ページ) 「黒海の歴史」(明石書店) 「北西ユーラシアの歴史空間 前近代ロシア」(小澤.北海道大学.2016年)「ポスト社会主義の政治 ―ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制」(松里公孝.ちくま新書.20
◆西アジア 「<中東>の考え方」(酒井啓子.講談社新書) 「中東危機の震源を読む」(池内恵.新潮選書.2009年)問題化しそうな潜在要素を洗い出しています。 「アラブとイスラエル」(講談社新書) 「アラブはなぜユダヤを嫌うのか」(講談社新書) 「アラブ連盟 イスラームとナショナリズム」(山川.2015) 「中東政治入門」(末近浩太.ちくま新書.2020年)初手の概説、難解な専門書への橋渡しを企図しています。 ◆アラブ人 「アラブ500年史」(白水社) 「アラビア・ノート ア
対処法 「人類と病」(詫摩佳代.中公新書.2020年)病理と国際政治学との関連性に触れた本で、国際政治から見る封じ込めを描いています。 「感染症 増補版 広がりかたと防ぎ方」(中公新書.2020.4ベストセラー。2006年に初版) 「猛威を振るう「ウイルス・感染症」にどう立ち向かうのか」(ミネルヴァ書房.2018年) 「パンデミックとたたかう」(岩波新書) 「感染症パニックを防げ」(光文社新書) 「正しく怖がる感染症」(ちくまプリマー新書) 「パンデミックシミュレーション」
神学 「神」(Fルノワール.春秋社.2013年) 「神々の沈黙」(2005年)二分心と意識を持つ前の人類を描きます。 「神学の起源 社会における機能」(新教出版社.2013年) 「神話と意味」(レヴィストロース.みすず.1996年) 「世界神話学入門」(講談社現代新書.2017年) 「神話学入門」(1966年が初版.中公新書。2019年にちくま学芸文庫化) 「悪魔の神話学」(岩波.2018年)キリスト教の根幹にある悪魔・善悪二元論 宗教史 「宗教史」(成美堂出版) 「世
大まかなものは以前に書いているんですけど、テーマ別にも書いてみようと思って、本をリスト化してみました。 今回は都市というテーマです。いろいろな切り口があることに気付きますね。興味があったら、この本に多分書いてある参考文献を辿って、さらなる深みに沈むことができます。 「都市の起源」(講談社.2016年)メソポタミアを掘りましょう。 「都市史研究1-9」(山川) 「都市」(増田四郎.ちくま学芸文庫)都市民化することで生まれた西欧日中の比較文化論です。 「都市の誕生」(スミス)