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映画「きみの色」聖地にいってきたレポ(長崎観光しつつ寄り道)

二年前、平家物語を見てから山田尚子監督のファンをこじらせています。

予告を見た時から、ずっと公開を心待ちにしていた「きみの色」公開当日に観てきました。


キャラクターの造形が細やかで、それぞれ皆違って愛おしくて、美しかったです。私は終始、トツ子の爪の丸さにめろめろでした。

余韻もひたひたでエンドロールを眺めていたところ、たくさんの長崎の地名が出ていました。

たまたま長崎への旅行を控えていた私、これは行くっきゃねえ、と言うことで、観光がてら聖地を巡ってきました。

とはいえ、聖地が広域+もともとの予定もあるので、以下のパンフレットから小曽根乾堂通り、ドンドン坂+もろもろ観光地、という内容になります。

いろんなところに置いてあるパンフレット。これは長崎空港のもの
中はこんな感じ。
今回行ったのは丸した所のみ




巡礼がメインではなく寄り道程度ではありますが、バッチリ世界観を満喫してきましたので、その模様をご覧ください。


1.旅のはじまりは長崎空港から


まず、長崎空港について、いきなり三人を発見

空港の入り口。特設コーナーできてた

きちゃった…トツ子たちの地元にきちゃったぜ…という実感がドッと湧いてきました。
やっぱ本場の三人はまばゆい。めっちゃ輝いてる見えました。

ここで聖地マップを手にした一行は、翌日トツ子ときみちゃんが奉仕活動をしたドンドン坂を目指すことに。

2.長崎駅にて思わぬ出会い

翌日、お昼ご飯を食べようと立ち寄った長崎駅にて、楽器屋前に佇む三人を発見。
サイズ感がわかると一気にリアルというか、存在してるなあって感じますね。きみちゃんのお兄ちゃんはここでギターを買ったのかも…。

並んでみたところ、だいたい等身大くらい
長崎駅の映画館にて。サイン入りだ…!!(合掌)

3.大浦天主堂とグラバー園

長崎駅から路面電車を使って大浦天主堂まで移動。
そののち、坂を上って、グラバー園と大浦天主堂に立ち寄ってからドンドン坂へ。

坂道ではありますが、坂自体がそんなに長くない+途中にあるお店+坂の上の観光地(グラバー園、大浦天主堂)の力に加え、買い食いメニューも多くて楽しく歩けました。

大浦天主堂は1000円、グラバー園は620円、大浦天主堂はちょっとお高めではありつつもクリスチャンの歴史がわかる展示が多く、聖堂にも入れるので、1000円の価値大ありでした。

「きみの色」の聖地巡礼のなかで、長崎のクリスチャンの歴史を学べたのは結構大きい意味があったように思います。

グラバー園は資料も広さも料金も十二分+高いところから絶景が望めるのでとってもおすすめ。エアコンないのに涼しい!!館内はきれいに保たれていて、そこから見える長崎の景色の背景もわかって、いい場所でした。

グラバー園の自販機前にも

4.ドンドン坂と小曽根乾堂道り〜ミルクセーキと共に〜

大浦天主堂を出たところで、移動のお供にミルクセーキ!!!

グラバー園前
サパン crêpe de SAPINのミルクセーキ

なんとなくホットケーキの生地みたいな味を想像してたんですが、あまくて冷たくてシャリシャリ。ベリーが入っててほどよく酸味もあって美味しかったです。

四種からランダムでもらえるカップもかわいくて、灼熱の大地にミストまで撒いてくれる天国みたいなお店でした。

ところで長崎、なんでも美味しいのに良心的なお値段に加えてどこでも接客よすぎでは…????

皆丁寧ですごいなあ、とか、そんな感じでぶらぶら歩いていたところ、ついにドンドン坂を発見しました。

生ドンドン坂
トツ子たちの通学路ですね
トツ子ときみちゃんが奉仕活動してた
小曽根乾堂通り


ドンドン坂を下ってすぐ正面が小曽根乾堂通りでした。猫ちゃん用のカリカリご飯が置いてあったり、あの子たちがここに暮らしてるんだな。って解像度が高くなって嬉しい。

そのあとはいろいろ駅で立て看板をみつけたりして、ひとまず今回の聖地巡礼は終了となりました。

5.おまけ

最終日にちょっとだけ赤間神宮に寄って、平家のみなさまにご挨拶してきました。

憧れの赤間神宮

今回は思いがけず、山田尚子監督作品ゆかりの地に行けて大変満足な旅行となりました。

これから巡礼に行かれる方は、是非離島の方にもいってみて頂きたいです。

離島、佐世保レポ、待ってます。

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