見出し画像

「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」のWEB版が即死したから、書籍版を読み直すよ。第1巻(ネタバレ注意)


1.はじめに

基本的には、「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」(以下、「即死チート」という。)の書籍版の感想を1巻ずつ書いていきます。なお、書籍版は完結しているので、アニメ放送中の作品ではありますが、ネタバレは気にせず書いていきますので、気にする人は回避してください。

2.書籍版を読み直した経緯について

書籍版を読み直すということは、つまりは「即死チート」のWEB版(小説家になろう)は完結まで一通り読んでいるということです。一応、私の「即死チート」の遍歴としては、以下の通りです。
①コミック版の紹介を見て興味を持ち、連載の最新まで追いつく。
②面白いことが分かったけど、コミック版の連載だと待つのが辛いので、原作であるWEB版を読み始める。
③WEB版の完結まで読んで、この作品を完結させたことを凄いと思う。
④最近アニメ化していることを知って、久しぶりにWEB版を読み返すかなと思って見に行ったら、即死して(消えて)いて衝撃を受ける。(理由としては「後始末編」を出したかららしい)
⑤仕方がないので、書籍版全14巻を手に入れて読み直しすることにした。

3.書籍版の読み直しの方針について

即死チートの書籍版を読み直しをするわけですが、登場人物の大半(体感9割位)がまともではない即死チートの世界で、個人的に興味がある、登場人物で誰が一番まともなのかを、調べながら読んでいきたいと思います。
あと、私自身はWEB版の完結まで読んでいる前提で読み直すことから、書籍版の1巻だろうとWEB版の完結までの情報を踏まえた感想を書くつもりなので、ネタバレしまくることはあらかじめご了承ください。

4.即死チート1巻の感想

まず、書籍版を読み直して思ったのが、即死チートの文章は私にとってはとても読みやすくて、ライトノベルみを感じました。WEB版も非常に読みやすかったことを覚えているので、即死チートの文章は私に合っているのだと思っています。
1巻を読んでいて気が付いたのは、書籍版では大賢者ミツキ関連の記述が色々と足されていることで、賢者レインに軽くあしらわれた勇者アインの因縁の相手が大賢者ミツキだったのは、書籍版で初めて知りました。
即死チートに出てくる賢者は、大賢者を含めて基本的にろくでもない人達ばかりなのですが、結局のところ一番まともだったのは賢者シオンだと思っていて、高遠君との第一印象がもう少しよかったら物語は変わっていたのだろうなと思います。(次点は賢者アオイだと思いますが、高遠君に心を折られすぎて仕事しなくなってしまうので)
まともな人だと、1巻で出てくる人だと、ヨウイチ(賢者シオンの従者)、エーデルガルド(衛兵隊長)、タカハシリョウタ(賢者レインの従者でハナブサ市長)あたりが上位だと思いました。タカハシリョウタは公式(地の文)でもまともな人とかかれている希少な人で、高遠君とも協力関係を築けているので、1巻時点では筆頭でよいかと思います。
あとは、1話のドラゴンに殺害されたクラスメートで不良の矢崎卓君は、その後の展開でも何のフォローもなかったような気がするので、不憫なキャラクターの筆頭なのではないかと思いました。もう一人の篠崎綾香さんが、復讐の鬼として大活躍したことを考えるとより不憫さが際立ちます。
あとは、私の中で属性が変わりまくる苦労人として有名なエウフェミアさんの流浪人生が、1巻時点で始まっていて「橘祐樹の奴隷序列二位→賢者レインの眷属(吸血鬼化)」、絶対作者さんのお気に入りだろと思ってます。

それでは、ごきげんよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?