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不安になったら裏側を見ればいい話


「失敗したらどうしよう」

初めてのことに挑戦するときは、どうしてこうも不安な気持ちになるのでしょうね。

人生初のクラウドファンディングを行うにあたって準備に明け暮れていたぼくは、「失敗したらどうしよう」という不安から作業時のパフォーマンスを著しく落とした時期がありました。


個展にかかる経費を算出して、目標金額を割り出して、どう進めればいいか経験者に聞いてまわって、アドバイス通りに準備を進めて、応援してくれる人は増えていって、、

企画の規模感や進み方が見えてくればくるほど、クラウドファンディングという相手の大きさが見えてきました。その大きさは、完全にぼくの手に余る域でした。

目標金額の555,000円を本当に集められるのか、最大で185人(1人当たり最小額リターンの3,000円支援と考えて)もの方の心を動かすことができるのか、ぼくにそれだけの力はあるのか。

自分の手には収まりきらないスケールに圧倒され、ぼくはたちまち不安に駆られてしまったんです。

「失敗したらどうしよう」

一度浮かんだその言葉は、なかなか消えてくれませんでした。


お金の面だけで言えばとくに問題はありません。今回の個展開催のクラウドファンディングが失敗したら、個展費用は自腹でなんとかしようと思ってます。普通に赤字になるだけです(それはそれでむっちゃキツい)。

ただ、せっかく応援してくださっている方の期待を裏切ることになる申し訳なさとか、失敗したら恥ずかしいという未熟なプライドが膨れ上がって、心を飲み込んでしまいました。


毎日少しずつでも進めないと準備が間に合わないとわかっているのに、なかなか手をつけられない。そんな日々が2週間ほど続きました。

動けないながらも、自己対話だけはずっと続けていたぼくは、あることに気づきました。


失敗したときのことばかり考えていて、成功したときのことを考えていない。


不安の表側ばかり見ていて、裏側を全く見ていなかったんです。

それからぼくは、成功したときの方に目を向けるよう意識しました。

思い浮かぶのは、応援してくださってる皆さんが喜んでいる姿とか、晴れやかな気持ちで個展会場にいるぼくと、きてくださった方々の笑顔でした。だんだん気持ちが軽くなっていったのを覚えています。

成功したときのことを意識するようになってから、少しずつ気持ちが上向きになってきました。作業パフォーマンスも元に戻り、気づけば睡眠時間を削って連日作業しているぼくがいました。

無事、3月1日のプロジェクト公開に間に合いそうになったときに、ホッと一息。

今は、「あとはやるだけだな」という気持ちです。

初めて挑戦することにはどうしたって不安はつきもの。まだ知らないから、マイナスのことばかり考えてします。けれど、そんなときは〝不安の裏側〟、プラスの方に意識を向けるとずいぶんと心持ちが良くなるものだなと、そんなことを学んだ今回でした。

いいことに目を向けたらいいことしかないから。人間とは単純な生き物です。いえ、ぼくが特別単純なだけかもしれません笑。


いよいよ明日から、人生初のクラウドファンディングが始まります。不安は相変わらずありますが、極力プラスの面に目を向けて、できることを精一杯やっていきます。成功させます。

まじ緊張する。


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