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paizaのスキルチェックを解き始めて1ヶ月が経った

大したことではないが、良い節目と思って感じたことを簡単にまとめる。

はじめに

元々Webエンジニアとして2年間ほど働いていたが、昨年からしばらくビジネス職として働いていた。しかし、将来的なことも含めて考えた時に改めてエンジニアに戻ろうと思い、コーディングのリハビリがてら、paizaというエンジニア向けの転職サイトの「スキルチェック」という問題を解きまくることにした。まだまだ駆け出しのエンジニアである。
新しいことを始める時は、中途半端でなく全力でとことんやるのが大事だと思っている質なので、体力の続く限りほぼ毎日解きまくっている。

paizaのスキルチェックには、Sランク / Aランク / Bランク / Cランク / Dランクと各問題に難易度があり、SランクからDランクの順に難易度が下がる。
このスキルチェックというのは、問題ごとに求められる仕様があり、それを実現するプログラムを好きな言語で書く、というものだ。解答までにかかった時間と、解答後のテストの成功度で自分の書いたプログラムが点数化される。

1ヶ月を通しての感想

自分のプログラムがレートとして集計されるのが面白い

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シンプルにこのレートがモチベーションになる。自分を数値として表現されることに嫌悪感がある方にはあまり刺さらないかもしれないが、自分がどの程度のレベルなのか分かるのは私は面白いと思う。
レート2000台はいけそうだなと問題を解きながらいつも感じているのだが、結局細かいミスがあったりで、しばらく1800から1900を行ったり来たりである。私の実力はこの辺りなのだろうということで、受け止めようと思う。

油断してランクの低い問題でミスると、レートがあからさまに下がるのも良い。良い時もあれば悪い時もある。人生そのものを表現してくれる良いサービスだ。
また、解答に関しては制限時間もありかつ1発勝負でもあるので、コードを書く時は猛烈に集中する。そして、その時に必要に迫られてリサーチした内容は強く印象に残る
ここまでは、良いと感じた点。

しかし一方で、このpaizaのスキルチェックだけ完璧にしたとしても、実際にアプリケーションを運用するという意味では難しい点もあると感じた。

・当たり前だが、指定された問題(仕様)をプログラムにするだけなので、そもそもの仕様や、アプリケーション全体の設計を考えることはない
自分だけ理解できるコードになっている可能性があるため、そのコードではチーム開発に活かせない可能性がありそう

この辺りを感じた。
エンジニアの仕事は、アプリケーションとそれに紐づくプログラムのフローチャートを描くことだと勝手に思っているので、スキルチェックばかりやっていてもコーディングができる人のままの可能性もあるなと思った。特に速く解答しようとすると、変数名をたまに雑にして済ませてしまうことがある。これはチーム開発では地獄の始まりなので、良くないなーと思いながらスピードを優先してしまう自分に度々出会った。
とはいえ、ランクの高い問題を解く際は、プログラムの工程を丁寧に自作のメソッド等で区別しないととてもでないとクリアできないので、そういう意味では綺麗で分かりやすいプログラムの構成を考えることは経験はできると思う。

余談

今更だが、ネットさえ繋がればいつでもどこでもコーディングの学習ができるのは素直に最高。
しかし、良いパフォーマンスが出る環境とそうでない環境があることに気付いた。色んな時間帯でやってみたり、カフェや旅館や電車でやってみたり、色々試してみたが、私は早朝に自宅でコードを書く時が最も冴えていることに気付いた。特に独り言が重要な感じがしている。独り言が言えない環境だと思考が整理できないようだ。
自分にとって最適な環境に関しては、今後もコツコツ分析していきたい。

おしまい。

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