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ナンバーズ(Numbers)で簡単に在庫管理リスト作成(ex:歯科医院用テンプレート) (その1、概要)

このnoteでは、「Numbers」という Mac や iPhone に「ただ」でついてくるけど、めったに使わないであろうソフトを使って、在庫管理リストを、簡単に作る方法を説明したいと思います。

iCloud に保存しておけば便利といえば便利です。

(このソフト、周りに使っている人、見たことないので、そのうちなくなるかもしれませんけど、、、
Apple ってそんな事平気でしそうですよね。Apple Works がなくなって、ファイルの互換性があまりない iWork になった時は結構困りました。)

私は歯医者なので歯科医院で使う事を前提に作成していきますが、
ひょっとしたら他の業種やご家庭でも応用出来るかもしれません???

歯科医院はかなり多種類の機材、材料、販売物品を扱う職種です。医院で使う材料や備品のリストを作っておくとなにかと便利です。

在庫管理ソフトというより、在庫管理リストです。
歯科医院ではそれで十分だと思います。


Numbers を使う理由

1、Mac に 「ただ」 で最初からインストールされている。
これが一番重要ですね。

2、この手のリストを作るときは、「Excel」を使うのが一般的だと思いますが、Mac 派なので Microsoft の Office はどうも苦手です。
ソフトを起動したときの上段のごちゃごちゃしたメニューバーを見ただけでがっかりするんですよね。なんか愛想ないですよね??

3、とりあえず Excel ファイルとして書き出しが可能です。
書式がずれますが、個人で使うときや、契約されている税理士さんとのやりとりだけでしたら問題ないと思います。税理士さんは、プロなのでちょっとぐらい書式がずれてもご機嫌に処理してくれます。

作り方をできるだけ具体的に記載するのでご自身で作ってみて下さい!!!

基本的な使い方は Numbers のガイド本や YouTube の説明動画などを参考にしていただければ幸いです。

全ての行程を一つの note に書くと長くなるので何回かに分けたいと思います。(デアゴスティーニの本というかキットを集めるような感じで!)

予定では3回で完成、その後ちょっとした追加説明を想定しています。

この、面白くもなんともない作業にさける時間は、せいぜい1日、30分ぐらいが限界でしょう?(ほぼほぼ、ポモドーロ・テクニック 1回分でおわらせましょう。)

めでたく完成すると次のような機能をもったテンプレートができあがります。

というか Numbers の機能ですけど。

材料の納入価格が把握できる
材料ごとの納入業者が管理できる
棚卸し業務が円滑にできる
備品、販売物品、診療材料、薬剤が一つのファイルで管理ができる
並び替えやフィルター、グラフの作成など、それなりに見やすいリストになる

それでは作り方の説明を記載したいと思います。(前置きながっ、、)

注意)この投稿に対する質問などは返答しかねますのでご了承、お願いいたします。
画像はコンピューターの画面を iPhone で撮影しただけの画像です。
見づらいと思いますがカーソルの位置などを参考にして下さい。

1) テンプレートを選択

まず Numbers の 「新規.. 」画面を開いてテンプレートから空白をクリックします。

テンプレートを選択

2) 表のスタイルを決定する

素っ気ない表があらわれますのでツールバー 右上にある刷毛のマーク(フォーマット)をクリックします。右端にフォーマットが表記されたら(表)のタブをクリックして 表のスタイルからきれいな色がついているものを選びましょう。

表のスタイルを決定する
色のついた表を選択する

3) 項目内容を決定、入力する

色のついた行のセルに左から 商品名、カテゴリ−、販売元、購入先、購入価格、定価、サイズ、重量・容量、残量、残量比率、在庫価値、在庫価値(比率)、最終購入日を入れます。列を増やすには、表の右上にある、丸に割り箸みたいなイラストがかいてあるアイコンをいじると増やせます。

項目内容の入力

4)重要な項目の色を変更する

表の中でそこそこ重要な項目のセルの色は フォーマットの項目から セルのタブを選び、色を変えましょう。私は、購入先、購入価格、残量、在庫価値の項目の色を変えています。同じ商品ならできるだけ安く仕入れた方がいいと思うので、購入先は大事です。定価も記載しておくと卸業者の値段設定のくせがわかります。いまいちの値引き率の時は交渉しましょう。

項目の色を変更する

5)ヘッダに表のタイトルを入力する

そしてその上の欄(ヘッダ)表1と記載されている欄には 診療材料在庫表(表のタイトル) といれます。

ヘッダにタイトルを入れる

6)シートに名前をつける

ついでに左上のタブ (シート1)と記載されているところにも、同様に診療材料在庫表とタイトルを入れましょう。

シートにタイトルをつける

これでリストの概要ができました。次からはセルの項目に属性(データーフォーマット)をいれていきます。

7)まずは項目の列の属性を決定する

左端 1 と数字が打ってあるところをクリックすると、その行全体が選択されます。その状態でフォーマットからセルのタブを選びデーターフォーマットを自動に設定します。自動ってどんな設定やねんと思いますが、難しい事は考えません。

行の入力フォーマットを決定する

8)疲れてきたと思うので後は次の note で

ここからはちょっと面倒なので次のノートで解説します。

疲れたときは私が作ったオリジナル曲を聴いてのんびりして下さい。

今日のnote:

面白くない作業は、嫌気がさす前に切り上げましょう。

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