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【Lead the self】『FREE,FLAT,FUN これからの僕たちに必要なマインド』を読んで【アウトプットnote】

こんにちは、カイトです。
伊藤羊一さん(@youichi_itou)がとうとうとんでもない本を出しました。今回はその本を読んだ感想や気づき、自分や読んでいただいたみなさんに是非やってもらいたいアクションプランを書いていきます。それではよろしくお願いします!

本の内容

今回取り上げる『FREE,FLAT,FUN これからの僕たちに必要なマインド』伊藤羊一さん流「リーダーシップ・マネジメントの決定版」の一冊です。ビジネスパーソンを対象に、実際にいまリーダーの役割にある人や今後リーダーになることを目指すす人にとどまらず、想いを持って働く人全てに向けて、リーダーシップとマネジメントに関する伊藤さんの思いの丈が詰まっている一冊になっています。


伊藤さんは本書の中で、


「コロナショックによって、私たちの働き方は大きく変わりました。いま起きている変化は、過去の常識における限られた選択肢のなかで個人が集団のなかで生きていく世界から、常識から解放され、選択肢も増えた一人ひとりが、『FREE,FLAT,FUN』に生きていける世界になってきた

と語っています。また、

「リーダーシップのベースとなる『FREE,FLAT,FUN』な「ウェイ(あり方・価値観)」を、自分のものとして血肉化したうえで、自分を導き、他者を導き、社会を導いて生きようぜ!」

熱く熱く熱く熱く語っています。

これからの時代の生き方に悩んでいる方や、リーダーシップ・マネジメントを学びたい方にはオススメの1冊です。気になった方は3冊くらい買っちゃいましょう。それくらい面白い本でした。


気づき

◎ライフラインチャートって大事!
◎まず、今の仕事に全力でトライして成功体験を積むのが一番良さそう
◎幸せの証は一人ひとり違う
→だからこそ、自分の幸せやビジョンの追求が大切!

◎ライフラインチャートって大事!
自分を導いて生きる「Lead the self」の為に大切なことは、「過去を振り返って、現在、大事にしていることを知り、未来に思いを馳せること」です。つまり、過去はすべてのスタートラインです。
前田裕二さんの『メモの魔力』の中で、


人生は「時間をどう使ったか」の結果でしかない

という言葉が出てきます。個人的には、本来メインとなる前田さん流の画期的なメモのとり方よりも、この言葉が一番胸に残っています。そんな過去に使った時間、人生を振り返るのに最適なのが、「ライフラインチャート」です。
ライフラインチャートとは、

自分が生きてきた人生の道筋を振り返り、自分が感じた「幸福感」や「モチベーション」などの高低を、1本の曲線で表した図表です。


本書の中で、一番肝だなと思ったのがこの「ライフラインチャート」でした。
ライフラインチャートを自分に正直に行い、自分の過去のネガティブな記憶にしっかりと向き合うことで自分の本音や譲れない思いが見えてくると思いました。


◎まず、今の仕事に全力でトライして成功体験を積むのが一番良さそう

本書では、

「自信は修羅場をくぐることで得られる、壁は自分で乗り越える」
→経験を積んで、評価を得て、自信が生まれて、その自身が崩れて、を繰り返して、やがて成果に頼らない自信が生まれる

成果に頼らない本当の自信が身につくまでは、成果を上げることにフォーカスして、今の仕事に取り組んでいきたいと思います。


◎幸せの証は一人ひとり違う
→だからこそ、自分の幸せやビジョンの追求が大切!

給料、家族やパートナーと一緒にいる時間、仕事の成果など幸せの証は一人ひとり違います。コロナショックで働き方に変化が現れたことで、この違いはより顕著になったと思います。だからこそ、自分の幸せをしっかりと見出して、そこに向けて活き活きと生きていくことが重要なんだなと思いました。

自分の具体的なアクションプラン

☆ライフラインチャートを作成する
☆自分の指針となる言葉を1つ見つける
☆社員(家族)&自分が働きたくなる職場づくりを目指す

☆ライフラインチャートを作成する
まず、本書で一番重要であろうライフラインチャートを実際にやってみようと思います。
正直、過去に就活や新人研修などでライフラインチャートをやったことはあります。ですが、ホントのホントに自分をさらけ出して向き合うことはしていませんでした。
本書の中で伊藤さんは過去最大級に自分の過去をさらけ出しています。過去作で何度か自分の過去の経験は語られていたものの、今回のさらけ出し方は今までで一番でした。自分は伊藤さんの過去のつらい経験などを読むことで、ライフラインチャートで自分を正直にさらけ出して向き合う重要さを教えてもらったような気がしました。
過去のつらい経験を思い出すことはきつい分、「自分の本音や譲れない思い」が潜んでいます。自分の想いを再確認するべく、ライフラインチャートを実践してみようと思います。


☆自分の指針となる言葉を1つ見つける
伊藤さんはリスペクトする人たちの言葉を「自分の言葉」に変換して、夜中歩きながらブツブツ唱えていたそうです。一見するとメチャクチャ怪しいものの、これがアウトプットの習慣につながったそうです。また、言い続けることで、それらの言葉が本人の行動指針になっていったそうです。
自分も本書の中から行動指針となる言葉を見つけ、それを日々唱える。そうすることで、自分と行動指針をシンクロさせたいと思います。

☆社員(家族)&自分が働きたくなる職場づくりを目指す
Chapetr2 「Lead the people」の中で、リーダーの仕事を以下のように挙げています。

①ゴールを設定し、チームで共有する
②プロセスを明確にして導く
③安心・安全な職場にする
④個人の才能と情熱を解き放つ

自分はこの中で③安心・安全な職場にする を実践したいと思いました。
なぜなら土台が悪いと、どんな優秀なビジネスパーソンや仕事内容でも、崩れてしまう恐れがあり、最高のパフォーマンスを発揮することは難しいと自分も考えているからです。
職場の環境を整備することで「行きたくなる職場、誰もがいいたいことをいい合える職場」をつくりだしていきたいと思います。

読者の方向けの具体的なアクションプラン

☆ライフラインチャートを作成する
☆今やっている仕事で何でもいいから評価につながる「成果」を出す

☆ライフラインチャートを作成する
できれば、
①自分の人生を振り返る
②他人に言語化して伝える
③他人と対話する
の3つのプロセスを行うことが理想

ぜひ、このnoteを読んでいただいた方にもライフラインチャートを作成してもらいたいなと思います。他人と共有するのが苦手な場合でも、まず①の自分の人生を振り返るは実践してほしいと思います。
ライフラインチャートの作成の重要ポイントは本書にしっかりと書かれているので、ぜひ参考にしながら取り組んでいただきたいです。

☆今やっている仕事で何でもいいから評価につながる「成果」を出す

伊藤さんは「自分の進む道筋がはっきり見えない」と悩んでいるビジネスパーソンに対して「いまあるところで成果を出すしかない」と伝えています。

常に「成果を出すためにあらゆる努力をしているか?」と自分に問いかけて、ベストを尽くす。結果を出すことで自分のスキルアップや上司からの評価に繋がり次の道が見えてくる。
決して簡単ではありませんが、成果を出すべく今目の前の仕事に無我夢中になることも時には重要だと思います。


おわりに

本書は3つのF『FREE,FLAT,FUN』をベースに、自分自身を導いてくれる一冊です。
自分にとって、この本は悩んだ時に読む「お守り」のような存在になりそうです。そのくらいこれからの私達に必要なこと(自分を導いて生きること)をじっくりと書いてある一冊でした。

ぜひ、気になった方は読んでみてください!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!


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