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【感想】心のメンターになってくれるビジネス書『内定者への手紙』を読んでみた

こんにちは、最近の仕事のお供はハイカカオチョコレートのカイトです。

今回は北野唯我さんの著書、『内定者への手紙』シリーズ(全5巻)について書いていきます。

皆さんは今、仕事において、こんな不安やモヤモヤがあったりしませんか?

・リモートワークですぐそばで指導をしてくれる先輩や上司がいない
・初めて後輩ができたけれど、どうやって教えればよいか不安だ
・新しい職場はわからないことだらけで、何から学べばよいかわからない

これらの悩みを解決するオススメの方法は、「技術や心構えを叩き込んでくれるメンターに聞く」です。

仕事で行き詰まった時に、「頼りになるメンターがいればなぁ」と思ったことはありませんか?
いじめられたのび太くんを、ひみつ道具で解決するドラえもん的な存在、小さな子どもから大きな大人まで一度は夢見たことがあるのではないでしょうか。

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頼りになるメンターがいれば、自分が持っている悩みや不安を直接伝えて、その場で最短のルートで悩みや不安の解消、仕事のスキルアップが可能です。

また、自分が教わった技術や心構えを共有することで、周囲のスキルもアップします。そして、教えることで自分自身の学びにも繋がります。


とはいえ、そんな都合よくメンターが存在するかと言われると、中々難しいのが現状です。それどころか、「なんでこんな人が上司なんだよ」と、上司が原因でモヤモヤが膨らんでしまう方もいると思います。

こんな不安を解消し、仕事を充実させて前のめりに取り組むための「本当に役立つ仕事術」が、『内定者への手紙』には惜しげもなく書かれています。

著書の北野唯我さんは端的に言うと、スーパーエリートビジネスマンです。

現在は渋谷のIT企業の取締役でありながら、多数のビジネス書(しかもどれもベストセラー!!)を執筆しています。


今回紹介する『内定者への手紙』シリーズ(全5巻)は、著者である北野唯我さんが「メンターになるような1冊」を作るべく、「これを見れば、全てが載っているよ」と言えるような仕事術図鑑として書いたビジネス書です。

是非、タイトルにある内定者のみならず、全てのビジネスマンに読んで欲しいビジネス書です。


とはいえ、いきなり「このビジネス書を読んでくれ」と言われても、なかなか読む気にはなりません。

新卒の方だと、1500円前後のビジネス書を1冊買うのだって、躊躇するかもしれません。

世の中の数あるビジネス書から自分に役立つ「当たり」を引けるのか不安で、買う気が起きない人もいるでしょう。

仮に、内容は良かったとしても、読者が抱える仕事やキャリアに対する悩みは解決されないかもしれません。

ビジネス書を買う前の躊躇するポイントを挙げたらキリがありません。

ですが、この『内定者への手紙』は別です。買わない理由がありません。

値段、内容、個人の悩みの解消、といった躊躇するポイントを全てクリアしています。


まず、本の値段について。1冊250円です。全巻買っても1,250円です。更に、全巻AmazonのKindle unlimitedに対応しているので、Kidle unlimitedに登録さえしていれば、無料で読めます。

最初、値段を見たときは、あまりの安さに「北野さんは算数が苦手なのかな?」と不安になりました。
北野さんは本のあとがきで、「出来るだけ多くの人に手が届く値段にしたい」「お金がない人でもアイスを1つ我慢すれば買える金額にしたい」と語っていました。

きっと、この本の内容を無意識に実践できるレベルになったら、アイスどころか食べたいものを何でも何でも値段を見ずに買えるぐらい稼げるビジネスパーソンになれると思います。

次に本の内容についてです。北野さんがこの本を書いたきっかけは、自分の経営している会社の内定式で、5人の内定者を見た時に、

「これから長い人生を、生きていけるよう、しっかりと育てていかなければならない」

心からそう思ったから、だそうです。

そこから、「この本を見ればすべてが載っているよ」と言えるような仕事術図鑑を作ろうと思い、『内定者への手紙』シリーズは作られ始まったそうです。

1年目の方には特に実行してもらいたい、どんな業種でも活用できる「タイミングの法則」や、仕事の効率を爆上げする「経営者と実行者は分ける」といった考え方など、このシリーズには沢山の教えが凝縮しています。
一般的に「デキる」とされるビジネスパーソンが無意識に行っている行動や思考法が文章に落とし込まれています。

職種や年代を問わずに読んでいただきたい内容です。


そして、読者一人ひとりが抱える仕事やキャリアに対する悩みを解決するかについてですが、はっきり言うと解決はしません。

北野さんは、本書の中やインタビューで個人が抱える悩みについて、

「自分の選択が正解になるように頑張るしかない」

と回答しています。そして、この本には、その解決する術が惜しげもなく書かれています。本書を読み成果を上げ、成長することで、自分や会社を良い方向に変えていく方法が書かれています。

是非、この本が皆さんのメンターとなり、個人の悩みや課題の解決の糸口になれば素晴らしいなと思います。


自分も転職前はメンターがいなく、会社で辛く苦しい思いや経験を沢山しました。

当時は、周りに質問できる相手(メンター)がいない → 自分なりに行動してみる → 上手く行かず失敗し、評価が下がる → 周りの目を気にして、行動ができなくなる → 更に周りに質問できなくなる → …… 

という、負の連鎖に陥りました。

この時に、今回取り上げた『内定者への手紙』に出会えていれば、当時の辛く苦しい思いはしなかったかもしれません。自分のような思いをする人は減ってほしいと心から思います。

是非、『内定者への手紙』を読んで、心のメンターを作り、仕事で成果を挙げ、理想の自分や良い会社を追求できる人が増えたら良いなと思います。

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