【日記】数学嫌い【貝のあぶく】

私は学生時代数学が苦手だった。
数学も暗記科目の一つ、ともっと早く気がつけばもう少し良い点数が取れたかもしれない。
だけど、それも過去の話。

最近は参考書を買って、数学を勉強し直している。
解ければ楽しい。
解けなくても、理由がきちんとわかれば納得できる。
ケアレスミスは超悔しい。

のだけれど。
数学が嫌いな理由を一つ思い出した。
例題とその後に続く類題が全く違うアプローチで解いているときがあるのだ。

たとえば、
例題では、
「√2が無理数であることを証明するのに、pとqを使って、両辺を割って掛けて○○して××します。はい、証明できました。」
みたいな感じだ。

その続きの類題が、
「√2+1が無理数であるのを証明せよ」だとした場合、
例題を元に「pとqを使って、両辺を割って掛けて○○して××します。」となるのが人情だと思う。

それが、
「√2+1は無理数だと仮定すると、√2+1=a(aは有理数)とおける。
よって、√2=-1+a
右辺は有理数なのに、左辺は無理数。
だから、√2+1は無理数。」
という回答になる。

???

いや、何のための例題やったん?
どうして例題と類題とそんなにアプローチが違うん?
その例題を理解したとして、この類題が解けるはずあるかい!
となる。

数学の問題集ってこういうこと多いよね。
前回と言っていること全然違うこと要求してくる。
私的には、こんなの例題の応用ではなく、全く別の問題だ。

たぶん、こういうところが数学嫌いを増やしていると思う(偏見)。

やはり数学ができる人が参考書を作るからだろうか。
カリキュラムの都合上、省いてしまうのだろうか。
実際の受験では、この例題から類題の答えを導き出さなければ通用しないのだろうか。

解けなくても納得できれば、満足感がある。
確かにこの解答は納得したのだけれど、
これで「解けてないですね」と言われたら腹が立つ。
言われたら、そっちの例題がおかしいんでしょうが! とたぶん怒る。

いずれにしても、
参考書はもう少し苦手ファーストを意識してほしい気がする。
教科書で理解できるのであれば、参考書なんて買わないのだから。

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