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髪を切る理由/2024.04.30

今朝。
noteに自主イベント『うさぎ月間』のラストを飾る作品を公開した。

今年の1月からこのイベントを考え始めて、やりたいこと、作りたいものを決めて、毎日コツコツ制作していた。
本当なら3月末までに全部完成するつもりが、4月下旬まで作っていた。

毎日、iPadで毎週更新のエッセイを書いたり、新作小説の執筆や推敲をしたりして、毎朝と毎晩に刺繍して、週末の午前中は絵を描いていた。
そして完成したところから、準備と発表をしていった。
バタバタとした4ヶ月だった。

もっと余裕のある制作とイベントをしたかった……。
次、こういう自主イベントをするときは、そうならないように計画的にやっていこう。

さて、今日は4月のあたまに、このうさぎ月間が終わったら、髪の毛を切りにいこう、と決めていた。

前回切ったのは去年の12月。
長めのボブにカットしてもらったが、今は肩につくくらいの長さで、ヘアゴムでようやく結えるようになった。

髪の毛を切る頻度は半年に1回。
次に切る時期は6月くらいだ。
なのになぜか、『うさぎ月間』が終わったら髪を切りたいと思った。

今の髪の長さは、あたしの中では短い方だ。
どこまで切ろうか。
前回と同じくらいの長さまで切る?

いや、ここ最近、夏のような暑い日が続いている。
下ろしても、結っていても暑い。

もう結うのは不可能なくらいの長さまで切っちゃう?

そんなフワッとした完成イメージを心に描きながら、予約した美容院に向かった。

「今日はどうされますか?」
あたしは心の中にあった朧げな完成イメージを伝えた。

「じゃあ、長さこれくらいですね」
と美容師は櫛で切ったあとの長さを示してくれた。
耳がギリギリ隠れて、襟足を剃るくらいの長さだった。

ここまで切るのは高校生以来だ。
髪の毛をその長さまで切ってもらったとき、見た目がおばちゃんっぽくなって、毎日着ていた制服に合わなくて、落ち込んだ思い出がある。

それから、ずっと髪の毛はセミロングくらいの長さをキープしていたので、完成がどんな感じになるのか、ドキドキソワソワしながら、鏡に映るザクザクと切られる髪の毛を見ていた。

1時間後。
鏡に映るあたしは、想像していたのとは全然違っていた。

今放送されているドラマに出ている女優さんみたい。
いや、あたしが尊敬しているファッションデザイナーの若い頃にもみえる。

というか、あたしショートカットすごく似合っている!
なんで、昔はあんなに似合わなかったのかな。

年齢を重ねたから? 
今と昔の服装が違うから?
不思議だ……。

髪の毛を切ったことで、頭が軽くなった。
もともと毛量が多く、切り終わって、床を見ると、切られた大量の髪の毛が落ちていた。

でも、それだけではなく、次に作るものややりたいことを考えることへの億劫さが落とされたような感じがする。

『うさぎ月間』が、あとは作品を発表するのみになったとき。
GW中は次の作品作りに取り掛かろうと思っていた。
しかし、GWが始まっても作る気や考える気が起きなくて、脳みそを働かせたくない気持ちが強かった。

そんな状態になることを見越して、4月のあたまの時点で月末に髪の毛を切ろうって思ったのかな。

あたし、すごっ。

軽やかになった頭の中は、note創作大賞2024をどうしようか、と色々アイデアが浮かんできた。

待って!
どこかに飛んで消えないうちに、手帳に書き込まないと。

最後まで読んでくださりありがとうございます。これからもワクワクドキドキウルウルする作品を作っていきます。作品が良かったら「スキ」を押していただけると、とても嬉しいです。次の更新もお楽しみに^^