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【Excel】所得税の速算表を用いた所得税の金額の計算【XLOOKUP】
国税庁のサイトに掲載されている「所得税の速算表」を用いて、所得金額から所得税の金額を求めてみる。
所得税の計算について、国税庁のサイトの記載を抜粋する。
![](https://assets.st-note.com/img/1675168854978-0Cc9BGEYR8.png?width=800)
「分離課税」とか「復興特別所得税」とかそういった難しい話はいったん置いておいて、「課税される所得金額」を入力したら「所得税の金額」が算出される仕組みを考える。
掲載されている「所得税の速算表」を新規シートに貼り付け、加工する。
具体的には単位などを除去し、テーブル化する。
![](https://assets.st-note.com/img/1675169186313-EZuUlZBGdf.png)
「課税される所得金額」を入力すると「所得税の金額」が表示されるシートで、この表に対し、完全一致または次に小さい項目のXLOOKUPを行う。
![](https://assets.st-note.com/img/1675169378718-vmhomE4xqW.png)
税率欄の数式は以下の通り。
=XLOOKUP($A2,所得税の速算表[課税される所得金額],所得税の速算表[[税率]:[控除額]],0,-1)
控除額欄はスピルによって同じ数式が展開される。
# 本記事を最初公開したタイミングではスピルを使えてなかった。反省。
税額欄の数式は国税庁のサイトに記載されている具体例の通り。
=A2*B2-C2
「課税される所得金額」に7,000,000と入力すると具体例の通りになった。
![](https://assets.st-note.com/img/1675169858024-tThVzhaY13.png)
Microsoft 365やExcel 2021まではこの記事で紹介した方法が好ましい。
Excel 2019については以下のVLOOKUPの記事を参照されたい。
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