【空想】実世界と霊界

ぼくたちが生きている世界では、本当に皆 "生きている" のだろうか。心臓が動いて呼吸をしているから生きていると決めつけているだけであって、もっと言うと「生きている」という言葉も人間がつくったに過ぎず、本当に生きているかどうかはわからない。

今ぼくたちがいるこの世界は、実は死後の世界である。ちょっと違う。霊界の死後の世界である。ぼくたちは死んだら死後の世界に行くと言うが、それは霊界で、霊界の彼らにとって彼らのいる世界は実世界でありぼくたちの世界は霊界。つまり、対になるような並行世界が存在し、その2つの世界は互いに自分の世界を実世界だと思い、もう一方の世界を霊界だと思っている。

輪廻転生だとか、前世記憶だとか、それらに類するものは、今いる世界から見た死後の世界での話で、その死後の世界で死ぬと、再び今いる世界に戻ってくる。これが、ぼくの空想の世界のひとつ。

ぼくたちは、死んだら、並行世界に生まれることになる。その世界では果たして地球という星の日本に、人間として生まれるかはわからないし、もしかすると太陽系ですらない、遠い遠い銀河の彼方かもしれない。

ぼくはもし次も霊界で何かしらの生物を演じなければいけないなら、人間以外でありたい。

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