嗅覚を失った料理人

2021年9月1日にコロナ感染。 9月4日〜9月11日までの自宅療養期間、 その日の心…

嗅覚を失った料理人

2021年9月1日にコロナ感染。 9月4日〜9月11日までの自宅療養期間、 その日の心情を毎日日記に記すことに決めました。

最近の記事

9月7日「案の定、妻もコロナ」

妻の体調が昨日から悪化、PCRの結果は陽性でした。 まぁ二人とも自宅隔離だったから、妻に移してしまうだろうと思ってたし、妻も最初からあきらめてはいたが、案の定感染してしまった。 感染力に関しては、テレビの報道通り、非常に強いものがある。 妻の症状も僕と似ている。 高熱、そして喉がちょっと痛そう。 飲み物、果物、雑炊、解熱剤、熱冷まシート 妻の熱を下げるためにせっせと動く。 夜になって体調はだいぶ良くなってきた。ひと安心。 他の自宅療養の人達はどのような症状なの

    • 9月6日「市からの支給品」

      本日は有り難い事に、福岡市からコロナ患者に支給されている食料品が我が家にも届いた。 カップ麺、レトルト食品、ジュース 家から出られない身としてはたいへん有り難い配慮。 ただ1週間、この食料だけで過ごすとすれば、ややビタミン不足ではあるが、、、 とにかく、自宅療養者もこれで飢えないて済む。有り難や まだ食べて無いが、個人的にはそうめんが楽しみ まさか今年初そうめんが、福岡市からいただいた物になるとは、、 日が経って、ようやく心も落ち着いてきた。 昨日までストレス

      • 9月5日「嗅覚が戻らぬ」

        自宅療養1日目、 病症として、しんどいものは特には無いが、 嗅覚が無くなってしまった。戻る気配もない。 嗅覚が無い中で1番美味しいと思う味覚を発見した。 酸味である。 酸味があるもの以外は正直何を食べても、美味しいと思わないが、酸味があるものに関しては何故か美味しいと感じる。もちろん香りは何もしないが。 昨日まで妻に食事を用意してもらってたので今日からは僕が食事を用意する。 嗅覚が無いから、味見にあまり自身を持てないが、やはり感覚でそれなりの料理は作れた。料理人

        • 0日目「あなたは陽性でした」

          9月4日の朝、前日PCR検査を受けた病院からの電話で、自分がコロナウイルスに感染している事が伝えられた。僕は正直、コロナを舐めていた。27歳、働き盛りで体力もバリバリ、感染しても重篤化するなんて大袈裟だと。実際、病状自体は予想通り大したことなかった。軽めのインフルくらい。インフルの方がしんどいくらい。見落としていたのは、自分がコロナに感染した事で、周りに多大な迷惑がかかってしまうということ。 病院からの電話の後、保健所からの連絡を待っている間、職場のオーナーに電話で報告をす

        9月7日「案の定、妻もコロナ」