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バトルラインの好きなところ

 こんばんは、かいです。
 今回はバトルラインの好きなところについて書いていきます。以下の内容は戦術カード無し、カード配置後フラッグ獲得プレイでの感想です。

①あの1枚さえ引ければ…という葛藤
 このゲームは9つの場所に3枚のカードを出して陣形の強弱を争うので、相手より強い陣形を目指していきます。ただ強い陣形=作りにくい陣形でもあります。例えば手札に“同色の9・8別色の9・9”とあった場合、“あと10か7が引ければ同色3連続が完成する…けど、9の3枚出しなら確定してる”と悩みますよね。
 出来るなら手札の中で確定陣形を作ってからカードを出していきたいところですが、1枚は場に出さなければなりません。悩みに悩んで手札から1枚カード出す辛さは、このゲームならでは味わえる感覚だと思います。

②カードの置ける場所が狭くなっていく緊張感
 序盤は置きたい場所にカード出せるのですが、お互いの陣形が確定して決着した場所にはカードが置けなくなりますよね。そのため中盤から徐々にカードの置ける選択肢が狭くなっていきます。“置ける場所があと4箇所しかない…けど、勝利確定なカードが無い”のはよくある事です。
 最初は広く見えた戦場が徐々に閉じて終わりに向かっていくのが、視覚的にも感覚的にもはっきりわかるのは見事だと思います。あちこちに上がった戦火が気づいたら残り僅か、という戦の儚さを教えてくれているようにも感じます。

③カードを出した後の後悔
 自分の手番の後に“このカードが手札に来るなら、さっき別のカード出せば良かった”と思う事ありますよね。このゲームはそのガッカリな気持ちを強く印象付けてくれます。なぜなら、このゲーム、カードを出してから引くというシステムだからです。
 遊んでみると違いがわかるのですが、引いて出すのと出して引くのでは苦しさが全然違います。とりあえず今ある手札から1枚出さないといけない→しかたなくこのカードを出そう→うわ!このカード引けるなら別の選択肢取ればよかった…という失敗感を手番をまたがずすぐに味わせてくれますよ。

④自分の強さを証明できれば勝負の途中でも勝利できる
 基本的にはお互いの陣形を比べて強いほうが勝つゲームです。ですが、相手の陣形が完成していなくても自分の陣形が絶対に強くなると言えるなら、そこで勝ちを確定にできます。
 例えば自分が2・2・2相手が3・3と出している場があるとします。相手がもう1枚3のカードを出したら相手の勝ち、それ以外のカードなら自分の勝ち状態です。基本的には相手がカードを出すまでどちらが勝つかは保留状態です。ところが場に3のカードがいっぱい出ていて、相手の手札にも山札にも3が無いと分かった時点で自分の勝ちを確定できます。
 このシステムのおかけで場に何のカードが何枚あるかを考えるようになります。つまり自然にカウンティングができるようになってきます。カウンティングを覚えたなんてボードゲームが強くなった気がしますよね。

 今回はバトルラインの好きなところについて書いてみました。また新しい好きポイントがみつかりましたら加筆していきます。よろしければ、みなさんの好きなところも教えてくだされば嬉しいです。
 ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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