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デリバティブ取引って何?【MUPカレッジ】

みなさんこんにちは!
いつも記事を読んでいただきありがとうございます!

今回は投資関係のアウトプットも区切りでもある「デリバティブ取引」について解説します。
これまで債券投資、投資信託、事業投資、株式投資などさまざまな投資形態を学習してきましたが、今回のデリバティブ取引は変化球的な投資形態でイメージがしずらい印象です。

しかし、投資の基礎知識として知っておいても損はないので触れておきます!

自己紹介

私は大阪でフリーランスエンジニアとして主にホームページ制作をしています。未経験からこの業界に飛び込み2年ほどになります
noteではこれからフリーランスになりたい方に向けて行動の指針になればいいと思い知識や経験のアウトプットの場として情報を発信しています。

デリバティブ取引とは

金融商品には株式、債券、預貯金・ローン、外国為替などがありますが、これら金融商品のリスクを低下させたり、リスクを覚悟して高い収益性を追求したりする手法として考案されたのがデリバティブです。

もっとも、デリバティブという商品名ではなく先物取引、オプション取引、スワップ取引などに分かれます。

先物取引やオプション取引などに代表されるデリバティブ取引はいわば最先端の金融商品で、投資家のさまざまなニーズに応えるべく、多様に考案・形成され、リスクヘッジや効率的な資産運用の手段として幅広く活用されています。

それでは、デリバティブを理解するために、先物取引、オプション取引、スワップ取引について詳しく見ていきましょう。

先物取引

先物取引とは、将来の売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引のことです。現時点では、売買の価格や数量などを約束だけしておいて、将来の約束の日が来た時点で実際に売買を行います。前もって売買の価格を決めておくことができるので、投資家目線でいうとあらかじめ自身のリスクを把握できるという利点があります。

少しイメージしにくいので実際にどのようなものか具体例を出して説明します。わかりやすくするため多少極端な例ですがご了承ください笑

例えば、Aさんはお弁当屋さんを営んでいます。
一律500円で販売しているというコスパの良さが好評でお客さんが絶えないお弁当屋さんです。
しかし、ここ最近お米の収穫量が全国的に安定せずそのせいで仕入れ価格も上下します。
このような状況の時にAさんとしてはお弁当の価格を安定させたいため、できるのであればお米を200円で継続的に仕入れできるようにしたいと思っています。
それを可能にするのが先物取引です。
上の例であれば、将来の時点におけるお米の取引を200円で買います!という予約をし、約束した時点でのお米の価格が先に決めた価格より低くなっても高くなっても決められた価格で取引できるというわけです。
この場合、お米の価格が180円だった場合、Aさんは相場より20円損して仕入れたことになります。
対してお米の価格が220円であった場合は20円お得に仕入れることができました。
このように損をしても得をしてもあらかじめ仕入れ価格を把握できるという点が先物取引の特徴です。

オプション取引

オプション取引とは、「権利」を売買する取引のことをいいます。何を選ぶ権利かというと、ある金融商品をあらかじめ決めておいた価格で売買するかしないかを選べる権利です。
オプション取引の特徴としてこの権利は放棄できます。しかし、このデリバティブのオプションもタダではなく、権利を手に入れるためには代金を支払わなければいけないので、権利の行使をキャンセルするという選択肢を取ったとしても代金は返ってこない点に特徴があります。

こちらも具体例で見ておきましょう。
Bさんは、「オプション商事(仮名)」の株式を購入したいと考えています。現在の株価は1株5,000円ですので、100株ほど購入するとなれば、500,000円が必要ですが、この資金の目途が付くのは6カ月後です。
Bさんは、6カ月後の株価はもっと値上がりしているかもしれない、と心配です。とはいえ、1株5,000円で買うという約束はしたくありません。
なぜなら、もし6カ月後の株価が5,000円以下に値下がりしていた場合にも、約束の5,000円で買うことになると思うと、気が進まないからです。
そこでBさんは、「6カ月後に5,000円で「オプション商事」の株式を購入できる権利」を買っておくことにしました。6カ月後、Bさんは持っている権利を行使して「オプション商事」の株式を5,000円で買うこともできるし、買わなくてもいい、つまり、権利を行使するか、それとも放棄するか選択できます。このとき選択の基準となるのは、そのときの株式市場での「オプション商事(仮名)」の株価です。
先述の通り、放棄する選択をする場合には権利を取得するために支払った代金は返ってきません。

先物取引とオプション取引は将来の取引という点では似ている点もありますが、先物取引は将来売買することを「約束」する取引であるのに対して、オプション取引は売買できる「権利を売買」する取引という違いがあります。したがって、先物取引は、将来必ず売買が発生しますが、オプション取引は、将来売買が発生することもあれば、しないこともあります。

スワップ取引

スワップとは、等価値のものの「交換」という意味です。デリバティブのスワップ取引において交換するのは、将来にわたって発生する利息です。

スワップ取引の代表例として固定金利と変動金利のスワップというものがありますのでご紹介して終わります。

Cさんは「α銀行」から固定金利で借入をしており、Dさんは「β銀行」から変動金利で借入をしています。
Cさんは、今後金利は低下すると考えています。しかし、ローンを固定金利で借りているので、その間現在の水準の固定金利を支払い続けなければなりません。できることなら、変動金利型ローンにしたいと思っています。
他方、Dさんは、今後金利は上昇すると考えています。しかし、変動金利型ローンを借りているので、その支払利息の負担が膨らんでいくのではないかと懸念しています。できることなら、現在の水準の固定金利型ローンにしたいと思っています。

ここで、2人のローンの金利タイプ以外の条件が全く同じであれば、CさんとDさんの利払い方法をチェンジしてしまえば実質的にCさんのローンは毎回の利払いが変動金利型になり、Dさんのローンは毎回の利払いが固定金利型になったことと同じになります。

これができるのがスワップ金利で、実際に

  • CさんがDさんに変動金利を支払う。

  • DさんがCさんに固定金利を支払う。

2人の間でこのような金利のやり取りを行い、相手からもらった金利を銀行への利払いに充てることで、実質的には固定金利と変動金利のローンを交換していることと同じ意味になります。

今回の記事は以上になります😊
最後のスワップ金利はそんなことできるの?とびっくりしました笑

最後に

今回はデリバティブということで最新型の投資方法についてアウトプットしましたが理解できましたでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

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ここまで読んでいただきありがとうございました!

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