プロセカの高難易度がつまらない真の理由
初めまして。
今回、ある人(名前はいちよ伏せます)の動画をキッカケにプロセカについて改めて感じる点がいくつかあったので文字にして綴ろうと思います。
ちなみにその動画ってのは、4/19にリリースされた「おぎゃりないざー」のappend(難易度37)について主さんの意見が述べられたものでした。
本題に移りますが、率直に言って、プロセカの高難易度(36.37あたり)って、つまらなくないですか??しかもこれって、"難し過ぎるから"、"歯が立たないから"ってだけじゃないと思うんです。
と言うのも、自分は主にCHUNITHMをプレイしてるんですけど、譜面定数15.4の楽曲なんてまったく出来なくてボッコボコにされるんですよ。でもそれをつまらないとは思わないし、ましてやそれが原因でCHUNITHM自体がつまらなく感じるなんてことは決してないんです。
ですが自分は、2022年の1月にゲキチュウマイコラボとしてプロセカに「ドンファイ」「エンドマ」「エンペラー」の3曲が追加され、更には同年12月に当時最高難易度の楽曲「What's up? Pop」(Master37)が追加された辺りから明確に"プロセカというゲームそのもの"が面白くないと感じるようになりました。
何故なのか。プロセカとCHUNITHM、2つのゲーム性は似ていて、初心者からランカーまで楽しめるよう幅広い難易度が設定されている点でも同じ、なのにプロセカだけが異様につまらなくなっていくそのワケは。
譜面傾向の偏り
だと自分は思います。
結論から言うと、プロセカは物量とソフランに頼りすぎています。あと曲のBPMですね。
難易度が上がっていくにつれノーツ密度が高くなる、これは当たり前です。ですが、例を挙げるならヤミナベの最後のトリル。台パンするかの如く全力で叩いてもなおギリギリ。(というか自分はどうやっても無理)これがヤミナベの譜面固有のものであればまだ許せます。これは自分の苦手な部類の譜面だ、と言って割り切れます。しかしエンドマ、エンペラーもかなりの物量譜面です。おぎゃりないざーの最後なんて意味わからないですよね。
そうなんです。全部これなんです。全部ばっか早いトリルにいきなりの小粒低速。もう飽きたわ。
対してCHUNITHMはどうでしょう。難易度15と1つに言っても、ゴリゴリの体力譜面、鍵盤主体の譜面だったり、タプスラの技術がひたすら問われたりだとか、とにかくそれぞれに譜面固有の特徴ってのがありますよね。
だからこそ自分の得意譜面を見つけられる可能性があるし、それを模索してる時さえも楽しめる。
これが多くのプレイヤーが飽きない理由だと思ってます。
じゃあ次に出てくる疑問が
プロセカの高難易度も特徴を持てば面白くなっていくのか?
結論として自分は無理だと思います。面白くなるのが無理ではなく、難易度36.37にそれぞれの特徴を持たすことが無理なんです。
これはプロセカのゲーム性に起因します。
プロセカというゲームはレーン上にノーツが上から下へ落ちてくる極めて単純な仕様であり、更には落ちてくるノーツの種類はタップ、スライド、フリックのたった3種類。
このような、例えば音ゲーにまったく触れたことの無い人でも遊びやすい仕様であるが故、じゃあ極小数のランカー様立ち向けの譜面を作ろうと思えばどうなるのか。
そうですもはや曲の速さと圧倒的物量に頼ることでしか難しく出来ないんです。
少し他のアプリ音ゲーを例として挙げてみましょう。
たとえばArcaeaであれば、まず判定ラインが上下2つ存在し、かつアークノーツの判定は中々最初から理解できるものではないし、スカイノーツと地上のノーツのタイミングのズレも厄介。
ノーツの種類はホールドを合わせて4つと言えど、上に降ってくるノーツはかなり癖が強くて、こいつらだけで十分難しい。だから難しさの幅が広い。物量以外にもアークノーツを暴れさせるだけで結構な難易度になるし、リズム難を捌くのも上が追加されるだけで難しさが全然違う。
他にもPhigrousなら判定ラインそのものが動くので、初見ではかなり難しいゲームになっています。高難易度譜面なんてもうやりたい放題です。まさに自由を体現した音ゲーだと思います。
Dynamixも上級者向けですよね。
それもそのはず、ノーツが左右しかも両方向から降ってくるんですから。自分にはまったく譜面が理解できません(т-т)
と言った感じで、ある程度上級者向けの音ゲーってゲーム性に1癖まずもってるんですよ。
つまり、単純なゲーム性で、初心者でも簡単に遊べる!っていうスタンスを取ってるプロセカに、超高難易度譜面は少し無理があったんじゃないかなと思うんです。
以上自分が思う"プロセカの高難易度がつまらない理由"でした。
ここまで読んでくださった方、自論100%のこの文章に付き合って頂きありがとうございました。
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