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【データで見る】ファジアーノ岡山、アウェイ水戸戦

どうも、かいです。今日はJ2リーグ第3節水戸戦をレビューしていきます。ファジアーノが苦手な関東遠征・・。しかしながらしっかりと得点、勝ち点1をゲットできた試合です。みていきましょう!
いつも通り攻撃編、守備編に加えフォーメーション図などもみていきます。

フォーメーション


今回のファジアーノ岡山のラインナップは変わらず4-4-2のダイヤモンド型となりました。
ツートップはハン、ソロモン選手。
そして、中盤はダイヤモンド型のトップにはムーク選手、左木村選手、右田部井選手、そしてボランチには輪笠選手ですね。
4バックには、左から鈴木、バイス、柳、河野となりました。
大きな変更は特になかったですね。


攻撃編(得点、シュート数、パス、パス成功率、ドリブル)

シュート数、得点、得点シーン


まずシュート数ですが、岡山全体のシュート数は8本、対する水戸は12本と水戸にチャンスを多く作られていた印象です。それでは、岡山のシュート数ランキングを見ていきましょう。

1位:木村、ハン選手 2本
2位:バイス、ソロモン、ムーク、高木選手 1本

となりました。
そして得点者は前半42分、木村選手でした。
得点シーンとしては鈴木選手からの素晴らしい縦パス、そしてハン選手が右サイドへ展開し田部井選手がクロス、ソロモン選手の素晴らしいフリックからの最後は木村選手がヘッドで正確に決めたという点でした。
本当に素晴らしい崩しでしたね。苦しい時間帯での得点でした。

パス、パス成功率

それではまず、パス数から見ていきましょう。
岡山の総パス数は456本、水戸も全く同じでした。データから見るとポゼッションも50%ずつとお互いにボールは握れていたという印象ですね。
それでは、岡山のパス数ランキングを見ていきましょう。

1位:柳選手 56本
2位:輪笠選手 49本
3位:バイス選手 48本

となりました。
それでは、成功率を見ていきましょう

1位:輪笠選手 85.7%
2位:バイス選手 83.3%
3位:山田選手 80.6%

以上となりました。
輪笠、バイス両選手は後方からかなりパスを組み立てていたので納得の結果ですね。
次に時間帯別でのパスの構図を見ていきましょう。


後半30分まではほとんど自陣からミドルサードでしかボールを回せていませんでした。30分からはアタッキングサード、相手陣内でボールを回せて印象でしたね。
それほど、水戸のハイプレスに手を焼いていた、という印象ですね。

エリア間パス図も見ていきましょう。


1番多いのは自陣左サイド、ついで多いのは中盤から相手陣内の右サイドでしたね。

得点シーンも右サイドでした。右サイドの攻撃は岡山のストロングポイントでしたね。


ドリブル

今回、取り上げたいのがドリブル突破です。
木村選手のドリブルについてですが今節、なんと

4回中3回の成功でした。

1試合3回のドリブル突破がすごいと言われる中3回決めており、また成功率も75%
木村選手のドリブル突破は今後も見ものですね。

それでは、続いて守備編を見ていきましょう。

守備編(タックル、こぼれ球回収、ブロック)


タックル数

守備編でまず最初見て行くのは、タックル数です。前節の清水戦同様今回も激しい球際でした。その中で、誰が最もタックルをきめたのか。見ていきましょう。

1位:河野、田部井選手 3回
2位:木村、本山、柳 2回

以上となります。それでは5名の中で成功率上位3名を見ていきます。

1位:河野、木村、本山選手 100%

タックル数1位、成功率1位は河野選手ですね。河野選手はクロスも魅力的ですがしっかりと守備でも数値を残してくれています。攻撃、守備ともに貢献度の高い選手ですね。

では、ここで岡山がどこでボールを回収できていたのか見ていきましょう。
水戸のボールロスト位置から見ていきます。

 水戸のボールロストの多いエリアは柳選手のエリアゴール前右、またミドルサード左右のサイドですね。柳選手がタックルを3回決めたこと、木村、本山選手がそれぞれ2回決めているのでタックルを決めた選手がいたエリアと相違ないですね。
 このボールを奪える位置が前寄りになってくるとハイプレスから早いカウンターを決めれますが、ハン選手、ソロモン選手はハーフラインより自陣内よりプレスを解していた印象もあるためプレスの位置をハーフラインで決めていたのかもしれませんね。

こぼれ球回収

次にこぼれ球回収数です。こぼれ球回収は2次攻撃の開始や2次攻撃の予防に必要な大事なキープレイです。それでは見ていきましょう。

1位:柳選手 4回
2位:山田、輪笠、ムーク、木村選手 3回

今回の、守備のデータでほとんどが柳選手が総なめしていますね。相手のボールロストも自陣内で多かったこと、自陣内でパスを回せれてしまったことが理由でしょうか。
次に、ブロック数を見ていきましょう。

ブロック数

それでは最後にブロック数を見ていきます。これまで各データでランクインしてる柳選手はどんな数値を残しているでしょうか。そして他の選手はどうでしょうか。見ていきましょう。

1位:柳選手 4本
2位:河野選手 2本

このようになりました。以下は1本ずつなので省略します。
流石の柳選手。タックル、ブロックともに1位。岡山のディフェンスの要ですね。
柳選手がいないと思うとゾッとします。


まとめ

今節は苦しい試合となりました。
しかし、木村選手のゴールや柳選手の安定した守備もデータから見てもわかります。代表戦、怪我などで欠員が多く出ている中で開幕3連戦勝ち点5を取ったことは大きいのではないでしょうか。
そして、今回のMVPは木村選手ですね。得点はもちろん、タックル数、タックル成功率、こぼれ球回収と数多くのデータを残してくれています。
素晴らしいと思いますね。柳選手と迷いましたが今節は木村選手とさせていただきます。
それでは。



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