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怒りを手放せる方法〜対象相手がいる場合



人が相手に対して
怒りの感情をもつとき


✔悲しみの感情を抑えて続けている
✔見返りを求めている
✔相手が変わらないことが許せない
✔自分が大切にされないことを我慢しながら
   受け入れている


ことなど
思い当たる点がありませんか?



怒りの感情をもつことは
悪いことではないのです




ただ
「怒りの矛先をだれかに向けること」は
よりあなたの心を悲しめたり
疲れさせてしまうこと
になりかねないのです



捉え方をすこし変えてみるだけで
怒りに変わる前に
悲しみを癒せるようになります



最初に例えたことを
1つづつ深堀りしていきますね


✔悲しみの感情を抑え続けている



人は悲しみの後にしか怒りはこない


あなたが相手からの言動で
「悲しい」と感じたとき
どんな風に相手に伝えていますか?


もしかしたら
【相手】を攻めた言葉
を発していませんか?



もし
そうだとしたら
きっと相手からは反論か無言
が返ってくることが多く
「なんでわかって貰えないんだろう」
と怒りに変えて
わかってもらえないからと
溜め込むことになっていませんか?



もしそうだとしたら
【相手】を主体にした言葉ではなく
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ポイント
【私は・僕は】という自分の意思で
【何に対して】悲しいと感じて
【どうしたら】そう思わなくて済むのか
を伝えてみてほしいのです


きっと
なにが言いたかったのか
どうしてほしいのか
が伝わっていないのです



自分の気持ちだけを
「伝える」ようにしてみると
話を聴いてもらえたり
きちんと向き合える関係が
できるようになると想います



✔見返りを求めている


怒りからの言動で
【自分がほしい言動】を相手に強要したり
【相手】を変えようとしていませんか?

残念ながら
相手を変えることはできません



すこし
脱線しますね



みなさんは
「北風と太陽」
というお話を知っていますか?





北風と太陽が
旅人の上着を脱がせようとする
北風は旅人の上着を吹き飛ばそうとするが
かえって上着をしっかり押さえてしまい
次に太陽が燦々と照りつけると
旅人は自ら上着を脱ぎ太陽の勝ちとなった
というお話
━━━━━━━━━━━北風と太陽より転載




このお話にもあるように
自分本位で相手を変えることではなく
自分が相手目線に寄り添って
心をひらいていくことが
大切だと想っています




自分が先に
相手に「感謝」の心で
接してみてほしいのです


イライラしてるときに
「ありがとう」なんて言いたくない!


そうかもしれない



でもね
イライラをぶつけても
抑えても
つらさを受けとるのは【自分】


簡単ではないけれど
それでも
ずっと ずっと相手に
「ありがとう」 とか
もらって幸せな言葉を
伝え続けてみて欲しいのです



時間がかかるけれど
気づけば 怒りは消え
【あなた】と 【相手】は
幸せを巡らせ合える関係に変わっていく


大切にしたい人と
関係を築こうと想うなら
時間は必ずかかるもの

相手のペースにも寄り添い
相手を大切にできる言動を
自分の方からはじめてみてほしいのです


✔相手が変わらないことが許せない

先程の話にも繋がりますが
まず
【相手】に寄り添えていますか?
【話】を聴いてあげていますか?
相手から貰う言動に左右されずに
あなたが
【相手】を大切にすることを
貫けていますか?




きっと関係性が近い人ほど
聴こうとしたら
強い口調で言い返されたとか

聞きたくない愚痴をこぼされたとか

【あなた】を主体とした言葉を
きつく言われ責められたと悲しくなったり
したのかもしれません




ですが
頑固だったり
自分の意見が間違えてても曲げない
そんな風に
【変わらない人ほど】
丁寧な寄り添いと
日々の感謝が大切なのです



性格や振る舞いは
その人が育った環境
長年身を置いてきた環境
染みついた思考の癖
過去の経験
など
【あなた】以外の原因があるのです



基本的に
【相手】が変わることを望む時は
 命に関わること
 相手の状況が悪化すること
以外は相手を変える必要はないと
私自身は考えています




もし
変わって貰わないと困ることには
まず
【相手に寄り添う】ことが
なにより大切だと考えています



相手が【あなたに心を開く】ことで
【相手に】あなたの想いが届くからです



ただし
とても大切なポイントは
【あなたのペース】を崩さないこと


寄り添いは
とても とてもエネルギーを使います

なので
あなたに余裕があり
あなたのペースを貫き
ブレない意志をもち寄り添えることが
大切になります




✔自分が大切にされないことに
   我慢しながら受け入れている


私の書籍の中には
必ずと言っていいほど
自分を大切にすることについて
書いてきました



関係を築きたくない相手であれば
感じた違和感を大切にして
相手から離れる
SNSならブロックする
とすぐに判断し距離を置いてください



しかし
今回のように築いていく関係性のときには
工夫も大切です


例えば
自分が大切にされていないと感じた言葉
を受け入れないこと


【私・僕は】その言葉を言われるのは
好きじゃない・嫌だ
ときちんと【相手に】伝わることが大切です


【伝える】ことより
【伝わること】が大切です



「優しい・いい言葉を言ってくれる相手」
より
「嫌だと感じることを言わない・しない相手」
の傍にいる


きっと
幸せでいられるのは後者だと
私は考えます



嫌なことを嫌だと伝えるのは
勇気がいることかも知れませんが


伝えかたひとつで
伝えやすくもなり
嫌な感情をもつことがなくなり
相手も気持ちよく
受け取れるようになります




それは
「こういわれたほうが嬉しい」


どうでしょうか?


否定的な言葉は控えて
常に肯定的な言葉を意識し使うことで
自分も相手も
気持ちの良い関係が築けます




あなたが悲しいとおもう、
ひとから【渡された言動】を
【ポジティブ】に変換することも
人生をより笑顔で過ごせるコツです



【あなた】はこう伝えてきたから
【あなた】はこう考えていると捉えて
【わたし】はこっちが好きだからこう受け取ろ〜♪



そんな風に
変換してあげてほしいと想います



あなたが大切にしたい
✔言葉の選びかた
✔振る舞い
をぶらさなければ
一喜することは増えても
一憂することはなくなります



あなたが【どんな言葉を使いたいのか】
あなたが【どんな振る舞いをしたいのか】
自分で自分を幸せにできる人は
ここに軸がしっかりある人です




私の体験からも
誰にも無愛想
挨拶もしない
目も合わさない人に
毎日笑顔で挨拶を2年続けたら(長いのよ、笑)
その後は会う度に笑顔で
たくさんおしゃべりをしてくれるように
なりました


また
私には3人の子どもがいますが

娘大学1年生
双子息子 高校2年生


小さな頃から
どんな時も
話をきちんと聴いてきたので

未だに
悲しみを抱えているときには
怒りをぶつけるのではなく
自分主体で
気持ちを穏やかに話してくれます


子どもたちが
私を好きな理由に
「否定しないで話を聴いてくれること 。
聴いてくれたうえで
考えを大切にしてくれながら
一緒に解決してくれること。
ありがとうを沢山言ってくれること。」
とよく言ってくれます


顔が可愛いから好き
とも言ってくれます…あ、余談。笑


まず
自分から心をひらいて
感謝や
もらって幸せな言葉を伝え続けたとき
気づけば
あなたが望んでいた関係が築け
悲しみを手放せているでしょう


悲しみや怒りはふわりと手放して
あなたが
幸せと笑顔を掴めますように^^

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