笠取山-そうだ、note書こう-

ふと、思いついた。

山に行ったら、noteを書こう。

美しい景色を見たら

おいしいものを食べたら

いつだって、あの人に話したくなった。

SNSではなく、あの人に。

ひとり旅が好きだった頃がなつかしい。

人と一緒にいることを覚えると

一緒に同じ景色を見て

一緒に同じものを食べたくなって

一緒に感じた楽しさやうれしさは

たとえ映えていたって、わざわざ人に見せなくても

いや、むしろ、見せたくない

言いたくない

なんて思ってSNSも辞めてしまった。

誰かに見せたい時

話したい時っていうのは

きっと、孤独を感じているのだろう。

それがいいか悪いかはわからないし、

誰もが孤独を感じて映えた写真を見せびらかしているわけじゃない。

私はこうやって

知らない誰かに明るくもない話をたくさんたくさん話している方が

自分らしさを感じるし

ちょっと安心する。

現実から離れてリフレッシュするはずの山歩きだが

結局、人間のことを考えてしまうのだ。

と思って書き始める。

奥秩父、笠取山

多摩川の源頭。

多摩川の始まりはキラキラした水がとてもキレイだった。

東京人よ、多摩川の水はそれはそれはキレイで

コーヒーを入れたくなったよ。

(入れなかったけど)

この水は

巡り巡って

いつかあの人が飲んだりうんこを流す水になるのだろうか。