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JAWS DAYSで登壇してみて参加した皆の「初めて」に立ち会えた日を振り返る


JAWS初心者支部運営してます武田です。自分の思いや考えを活字にするのがどうも苦手で書いたことがなかったんですが始めてのnote投稿に挑戦しました。

今回、JAWS DAYS 2021で「AWSとLINEをつないでAIボットをつくろう!初心者編」というハンズオンセッションの企画・登壇を担当させて頂きました。終わって1週間経った今、振り返って思うことを書いてみようと思います。

ハンズオンセッションを担当することになったきっかけ

始まりは、今回のJAWS DAYS 2021の実行委員長でもあり、初心者支部が何度かコラボ勉強会やらせてもらった千葉支部やFin-JAWSでも運営で一緒に勉強会開催した山口さんからのFBメッセンジャーでの一言から始まりました。

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今回のJAWS DAYSではJAWSやJAWS DAYSに参加したことのない方にも多く参加してもらいたいので、初心者の方でも気軽に参加できる動機付けとして初心者向けのハンズオントラックを用意するので協力してもらえないかという相談でした。もちろん、集められた運営全員(大竹さんも初心者支部卒業生として)が即快諾です。

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LINE Developers Comunityさんとのコラボ

今回のハンズオントラックでは1~2時間のセッション枠を作り、運営メンバーが1人ずつ代表で企画と登壇することにしたので私の枠を何にしようかと考えた時に思いついたのが他のコミュニティとのコラボでした。

今回のJAWS DAYSのテーマが「re:Connect =つながり」ということもあり、JAWSUGの枠を超えて他コミュニティとのコラボセッションにすることでさらにJAWSUGを知ってもらう機会が増えるんじゃないかと思ったからです。

なぜLINE DCさんだったかと言うと、私が2年くらい前まではLINEボットを開発することが多く、LINE DCさんの勉強会によく参加していてLINE DC運営の方たちと交流があったこと、LINE×AWSという組み合わせの相性がいいと思ったためです。

実行委員メンバーの了解も得られたのでLINE DCさんに声を掛けて快諾頂き実現しました。

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ハンズオンネタが決定するまで

LINE DCの鍋島さんやLINE API Expertの中村さん(クラスメソッド)さんとつながり、2021年1月中旬頃に打合せをして、過去に中村さんとAWS亀田さんとで開催したことがあるハンズオンソースを使わせて頂き、武田が初心者向けのハンズオン手順を作成するということにして、「AWSとLINEをつないでAIボットを作ろう!初心者編」というテーマに決めました。

ずっと使ってみたかったGoogle Codelabs tool「claat」をハンズオン手順に採用

ハンズオン手順としてPDFやスライドで作ってもよかったんですが、ずっと使ってみたいなと思っていたGoogle Codelabsで提供されているclaatを使って手順を作成しました。

このclaatツールについてどうやって作ってるのという質問が多かったので、今回このツールの使い方をZennで解説してます。

ハンズオン時のスライドと手順

スライドはこちらです。

手順はこちらです。

振り返り①申込数と参加数

私の担当するハンズオン枠の申込数247名に対して

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Zoomのルーム参加者は170名でした。運営メンバー7名前後なので160名くらいがハンズオン参加者ということになります。

振り返り②とにかく準備不足だったことに大反省

実は…仕事が本当にひっ迫状態で、やることは2か月前に決まっていながら前日時点で手順もスライドもほぼ準備ゼロバイト状態でした。。前日に作り始めて寝ずに作ってた感じで朝からおかしいテンションの状態でJAWS DAYS突入してました。

多分この「間に合うよ!」のセリフは自分自身に言ってると思われる笑

やっと完成したのが登壇2時間前だった。。20ページの冒頭スライドも午前中のハンズオンセッションのチューターやりながら裏でテンパりながら作ってたんで全く余裕がなく、ホントはAWSの各サービスの説明もちゃんと作りたかったのに作れずざっくりな1ページの説明になってしまいました。
にもかかわらずこのざっくりな説明がわかりやすいと言ってくれる方もいていくらか救われました。ありがたや。

LINE DCさんやチューターやってくれてる他の初心者支部メンバーにも直前で共有したのでご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ないと反省しました。

教訓:次もなんとかなるとは絶対に思うな。どれだけ忙しくても余裕をもって準備しよう。

振り返り③参加者の皆さんにはLINEボット作ることの楽しさとAWSを学ぶことが同時に実感してもらえた(気がする)

今回のハンズオンでは、初心者に合わせた余裕のある時間配分にしてありました。自分のペースで進められるようにもくもく手を動かす時間と、手を止めて少し聞いてほしい時間を設けて進めたので、自分が何をやっているのかを理解しながら進めていきそれが動いた時はうれしかったと思います。
私も初めてLINEボット作ったときの感動を思い出しました。

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LINEやAWSやマニュアルが簡単というだけじゃなく、皆が理解して進めたから動かない時にどこがおかしいのか探せたし、ここ変えてみたらどうなるんだろうっていうカスタマイズしたりどこまで動いてるかログやS3の中身見てみようって手順にないことにも興味が持てたりする楽しみが持てたんじゃないかなと思います。

振り返り④参加した皆さんのたくさんの「初めて」に立ち会えてモチベーション上がった

初恋、初出社、初出産..etc 人間、初めての時って結構覚えてるじゃないですか。AWS初めて触った時や初めてLINEボット作って感動してる時とか、皆がアウトプットしようと自分自身に誓っている場面に立ち会えて、私もやらなきゃ!やりたいことやろうっていう気になってモチベーションがあがりました。

その勢いでこのnote書いてるし。

振り返り⑤SlackでのQA対応にしてよかったかも

運営の山原さんのつぶやきのこれ、完全に同意です。

Slackで進捗状況聞いたり

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できた!!とか感想言い合いながら進めたり絵文字でリアクションし合ったりができたので一体感があった気がします。

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つまづいた人がいると支部運営メンバーだけじゃなく参加者同士で教え合ったり、運営メンバーの雑音やガヤにSlackでコメント返してそれを運営が拾ったりしてました。(集中して作業したい方の邪魔にならない程度でですが)雑談やガヤがあるとコミュニティらしさが出る気がします。

振り返り⑥ハンズオン手順作ることの難しさと楽しさ

私、初心者向けのハンズオン手順作るの結構得意かもしれん。私自身が初心者だから。自分向けの手順を作る気持ちで作ったので、大変だったけどわかりやすいって言ってくれてうれしかったし今後も(登壇しなくても)ハンズオン手順作っていきたいなーって思ってます。自分の理解が深まるので初心者には特にオススメ。

今回のハンズオン手順作るために時間がないながらも5回くらい繰り返して手順を作ってます。
・1回目:いつも使ってるIAMで通しでやってみる
・2回目:手順作成のためのスナップショット撮りながら手順をメモしながらやる
・3回目:一旦完成させた手順に忠実に従いながら作りたてのAWSアカウントとIAMでやってみる
・4回目:初心者のペースで時間を計測しながら通してやってみる
・5回目:セッション当日のデモ向けで、使ったAWSサービスを削除して、もう一度やり直すことができるのかリハーサル、もし一部のパラメータを誤ったらどういうエラーが出るのかなど試してみるなど

作ってる最中は自分でも夢中になって作ってて楽しかったので、今回ハンズオンを企画開催する機会を頂き感謝です。

最後にJAWS初心者支部紹介

JAWSUG初心者支部の活動についてTECH Streetさんに特集記事を書いて頂きました。初心者支部運営に興味がある方は是非ご連絡ください。

初心者支部はconnpassで勉強会運営してますのでこのグループに所属しておくと勉強会情報がメールで届きますので参加したい方はこちらに登録お願いします。




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