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もやしの旨い店教えましょっか

▽口内炎のピークが去った。天気予報士がテレビで言ってた。

・今日は昼に近所にあるカレー屋に行った。ネパール料理の店だけどインド料理との違いがわからない。バターチキンカレーは調理風景をYoutubeとかで観てるとカロリーのレイヤー数が凄くてすごい。食べたのはチキンサグカレーと日替わりカレー(かぼちゃとブタ)のセット。

・時勢に乗ってQRコード決済が採り入れられていた。PayPayだったんだけど、あれは「端末に表示されたバーコードを読み取る」と「QRコードを撮影後に自分で支払い金額を入力」の2パターンあって、後者はちょっと煩わしいなと思う。今回の店はそっちだったので現金で払ってしまった。

・キャッシュレス決済が浸透していく中でTOICAの駄目っぷりもいっしょに浸透して欲しいなと個人的に思う。駄目な理由書くと長くなるので書かないけど、SUICAに吸収されて欲しいな~と常日頃思ってる。

・食べ終わった後隣にあるスーパーで夕飯の材料買ったんだけど、昼食直後で満腹の時に夕飯の献立とか全く考えられないな。安かった茄子とめかぶ、別に安くなかったトマトジュースだけを買った。

▽「DEATH STRANDING」がなかなかおもしろい。災害によって各都市が分断されてしまったアメリカ大陸をノーマン・リーダス演じる主人公が物資を運びつつネットワーク上の再建を目指すゲーム。目的地までひたすら荷物を(大部分は徒歩で)運ぶというルールのゲームで一見単調な作りになってるんだけど、運搬ルート、荷物の重さ、自分の重心や残りのスタミナ、足元の地形、時には天候や時間、荷物の状態、道すがら落ちてる回収すべき資源等々、存外気にしなきゃいけない要素が多くて退屈しない。物語を進めると移動手段が増えたり、道中に建造物を建てることでいろんな恩恵を受けれたり(体力が回復したり、歩きにくい地形が橋や舗装道路で歩きやすくなったり)するので、ただ「運ぶ」ことに対する選択肢の増加が楽しい。自分が敷設した道路や建造物は、オンラインで状況が共有されて見知らぬ誰かが利用できたりする。その見知らぬ誰かが建ててくれた橋のお陰で急流の川を難なく超えられたり、はたまた自分が敷設した雨宿りスペースで誰かが休憩した際に「いいね」が送られてきたりすると楽しい。この「いいね」自体には今の所なんの意味もなさそうだけど、ずっと一人で荷物を運搬するだけの世界でそういった仄かな繋がりが嬉しい。ゲーム中のキャラクターが教えてくれる限りだと、今のところアメリカの半分を復旧させたらしい。

コメント 2019-11-10 230349

▽アニメ「PSYCHO-PASS」のシーズン3も面白い。今作から主人公が交代、属する組織のメンバーもほぼ一新された中で始まるんだけど、前作までのキャラクター達も視聴者の期待に応えるようにじわじわと登場してくる。個人的にはこういった世代交代がある作品で「神格化された前作主人公」みたいな描写があるのは結構好きなんだけど、それは新作からの登場人物を不当に貶める結果になりがちな面もあると思う。本作の場合は新主人公達もめちゃくちゃ有能な人物として描いていて、それでも前作のキャラクターの方が少し上手だったね、といった展開がされていて安心できる。

・「さすがもやしみてぇな監視官様ですねぇ」「もやしは栄養たっぷりですよ」「食ったことないだろお前」「旨い店教えましょっか?」「お前なぁ、どうせスラムの店だろ」 車内で交わされる登場人物達の何気ない会話。この物語は社会統制の仕組みがバリバリ進んだ未来の日本を舞台にしていて、食糧事情についてもハイパーオーツと呼ばれる品種の麦(収穫効率と栄養価がめちゃ凄い)によるあらゆる加工食品が99%を占めるというのが前作までに説明された設定。そんな世界でももやしみたいな現代の食べ物は僅かだが出回っていて、それもおそらく身分の低い人達の為の食材として利用されているというのがこの会話から判る。直接的に説明されることは少なく、こういった会話の端々から世界が徐々に構築されていく過程は観てて楽しい。何もかもが効率化され、大多数にとってユートピアを実現したこの世界の住人にとってもやしはどのように映っているんだろう。

・夕飯は焼き茄子と厚揚げにめかぶと卵黄乗せたやつ、あとサバ缶

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