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竹内朱莉さんに関する記事なんか書けないです

こちらは #竹内朱莉アドベントカレンダー 5月24日(3日目)の文章です。

#竹内朱莉アドベントカレンダー は2023年6月21日をもってアンジュルムを卒業される竹内朱莉さんの新たな門出を祝福したい!という趣旨のファン企画です。

投稿された文章とファンアートのURLは下のnoteに集められるようです。
#竹内朱莉アドベントカレンダー 竹内朱莉さんの卒業に際してかかれた文章とファンアート集(前編)



竹内朱莉さんの卒業まであと1ヶ月。

アンジュルムの中で僕の推しメンで、アンジュルムのリーダーでもあります。

アドベントカレンダー

今回は竹内朱莉アドベントカレンダーという企画に参加して文章を書いています。
竹内朱莉さんの卒業を祝うために、竹内朱莉さんにまつわる文章やアートを連日投稿しよう、みたいな催しです。

本当は、竹内朱莉さんがどんなにすごいアイドルだったか、歌がうまくてダンスもうまくて振る舞いがよくてリーダーの素質にも溢れていて魅力のあるかたで、自分がどれほど救われてきて感謝しているのか、を書くのがいいんだと思うんですね。

でもさあ、そんな文章書けないです

でも、そんな文章は書けないんです。

竹内朱莉さんがどんなに歌がうまくてどんなにダンスが格好よかったか書いても、もう歌もダンスも全然見れなくなるかもしれないんですよ。
思い出したら、また見たく、聞きたくなっちゃうじゃないですか。
だから思い出したくないです。

麻酔を打たれた歯医者の帰り道くらいのぶにぶにの感じで居たいです。

竹内さんは書家の道に進むから卒業するそうで、
僕が今SNSで何となく聞き齧っている情報は「年1くらいでは歌うことも検討してくれているようだ」ということだけ。

……年1。

あんなに心を綺麗にしてくれるようなつるつるツヤッツヤの美しい倍音が、鮮やかな高音の響きをもつ歌声が、感情のこもったフレーズ終わりの息遣いが、年1でしか聞けなくなるの?

生きがいの一つだったのだと思います。
彼女の声を聴くのが、歌うのを聴くのが、歌声を聴くのが。
あんなに上手なのに、ツアーごとに上手くなるんですよ。

竹内朱莉さんの声は、CDじゃ不十分。
ホールの角っちょのひとつまみの空気をすら、きらきらと輝かせるような豊かな響きは、CDや YouTubeじゃあだめなのです。

応援してないわけじゃない。
書家になりたいっていうんだから、なってほしい。けど。

だけど、年1かあ。
えー。

歌う人の大変さが、書く人の大変さが分からんのです

当然ですが僕は人前に出る仕事をしていません。仕事でも声を発したり何も発しなかったり。1日ほとんど喋らないこともあります。
だから、人前に出る人にとって、パフォーマンスできる状態を保つのがどのくらい大変かわからないんですよ。

だから、「書家やりながら歌もたくさん歌ってよ」とは言えない。
書家のお仕事も歌のお仕事も、どっちもとても大変だと思う。
たぶん世の中には、書の仕事だけを専業にしていて他になんにも余裕がない方もいらっしゃると思う。
歌の仕事だけを専業にしていて他に何も余裕がない方もいらっしゃるはずだ。

たけちゃんもどんなふうに仕事をしていくか決まってない面もあると思う。
もしかしたら字を書きまくるつもりかもしれないのに、そのために卒業するのかもしれないのに、「ちょっと時間作って歌ってくださいよ」とか言えない。

書の仕事を応援しているのもたぶん本当。そうだと思う。
そうだと思いたい。

かなうもの かなわないもの

叶わないものを思い描きたいわけじゃないんですよ。
叶わないものを夢見たいわけじゃない。

俺の夢じゃなくて、たけちゃんの夢が叶ってほしい。叶うと思います。きっと。
彼女はそういう人だから。
今までだってそうで、彼女は本当に他のすべてのメンバーの自信を取り戻してみせ、後輩を育てて、その間にたけちゃん自身は毛筆の準五段をとったんです。

彼女はきっと着実に自分の人生を歩む人です。

だから、
全てを曖昧なまま、
何も考えないまま、
望まないまま、
いずれやってきてしまう未来にぶつかっていきたいと思っています。

やってくる未来と、即ち、彼女が夢を叶えた世界と、
僕自身が違和感なく一体になったとき、僕が元気に生きているといいなと思います。





  #竹内朱莉アドベントカレンダー の枠はまだ3日ほどあるようですので、よろしければぜひ

昨日(2日目)の文章部門は林拓郎さんのこちらのnote、

ファンアート部門はkanaoさんのかわいいGIFでした。

本日(3日目)のファンアート部門はぼとおさんのイラストが投稿されます。

明日(4日目)の文章担当はもはさん、ファンアート担当はカリウムさんの予定です。




後日談。

昨晩WithLIVEというオンラインお話会にて「竹内さんの歌が聞けるのが年1では干からびてしまうので、もう少し多めに歌っていただけたら嬉しいです」とアイメッセージの形でお伝えしたところ「わーはーはーはーほんとに?」と大笑いされてから「わかったーもうちょっと歌おっかな」と言ってくださいました。
伝えるだけはお伝えしたので、あとはどのような未来であれ、やってくるのを待つのみです。

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