ピカソ霊言 アビニヨンの娘のこと
ー もしかして高名な方ですか?
、、、高名って言い方あまり好きじゃないな。僕はピカソ、ピカソの意識。
ー あのピカソさん?。えーーっ。
P) そんなにびっくりする?僕はここに来たらおかしい?
ー もうどうしていいかわからない。じゃあいろんな話知ってますね?
こんな穏やかな方って知らなかった。
P) もちろん、本人の別の部分は前衛的なんだよ。
ー もっとおしゃれで尖ってる方かと思いました。
P) おしゃれじゃないよー。ごく普通。誤解がある。
よく言われるおしゃれでしょうって。そんなことはないの。
イメージなんだろうな。
ー 有名になったのは絵の思想と関係ありますか?
p) もちろんあるんだよ。
ー 顔の正面と。横顔が同時に書かれていますが。
これは本音と建前のことですか?
p) まあ、そういうこと。もう一つあるんだけど分かるかな?
理想とは違うってこと。
顔が二つあるのは人は理想と理想でないものを生きるから。
(本当は意味はもっとたくさんある。絵によってちがうよ。)
ー そうか、それが生きることなんですね、、。
青い絵をたくさん書いたの意味ありますか?
P) もちろんあるよ。これみんな知ってるよ。うつと関係あるの。
人間の体験するうつの世界を描いた。
ー 悲しみ?
P) その悲しみじゃない哀しみ、背負ったもの。
こういう世界を書き続けた。
人生というタイトルの絵。
中央後ろの小さく描かれた、だきあったふたり、これは貧困。
中央下の男性ーこれは、自分の人生に異議を見出せないこと。
ー 昔からあるんですね。
P) あるんだよ。人の意識ずいぶん変わったけど。
それからメインの3人について。
男は女を愛していない。自分も愛せない。
自分を愛せない人は他人も愛せない。
心が死んだことについて書いた、、。
男は着衣した女と抱かれた赤ん坊を見ている。
そこに愛があるから。
何とも言えない気持ちで二人を見ている。
ー 男は最初から愛がないの?
P) いいえ、途中から失ったの。きっかけがあった。
この女(だきつく女)に対して最初から愛はない。
愛していないのに性は受け止めた。
ゆがんだ愛を描いた。
女の方を見ていないのは、そういう理由。
一方の、子を抱く母。性を排したものを描いた。
着衣している。他の人物と一線を画する人物。
この女は愛されて、いい子供が生まれた。
守りたい一心。
この女が冷たく見てるのは性に溺れた結果を見ている。
この女は世間の象徴。毅然としている。
この絵を描いたのはピカソであって、ピカソでない。
世間一般の感じ方を書いた。
ピカソ本人はもっと柔軟な考え方をする。
(アビニヨンの女たちも同じ。)
ー アビニヨンの娘たち、、これは売春の絵ですか?
P) 違う違う。間違う人多いけど。、これはショーのモデルの絵なの。
ー 書き方が一人一人違うの意味あるんですか。
P) あるんだよ。もちろん。
アビニヨンの娘たち、、。
ショーの前に鏡の前でポーズ撮ってる。
右側の仮面のような二人。
中性でもいい、、男でもいい、、。この二人、胸、無い。
中性の人かもしれない。
( 霊的には中性の人はヒエラルキー少し下になる。
実際は優秀な人が多い。昔から。)
この二人の表情に意味がある。
暗く書いてるけど、暗いわけじゃない。
ブスを書いたの。
メインは真ん中の二人。観客は二人を美しく感じるはず。
二人は立ち姿も美しい。自分に自信がある。
サイドの三人はポーズも決まっていない。
観客は三人にはそれほど美しさは感じないはず。
この五人は仲は良い。
サイドの三人は中央の二人と同じくらい、自分たちは綺麗と思ってい
る。
だけど綺麗な子たちと今までの生き方が違う。その対比なの。
泣く女ー
p) 昔はね、ハンカチくわえて泣いた。
書き方にも意味がある。
ー デッサン、とても怖いですー。
p) なんでかな。こういうふうに書きたいの。
決まっているんだよ。決まって書いているの。
ー 神様がこういう風に書きたいの?
p) 神様が、というより、宇宙の意思なの。
本当に悲しんでいるように、見えるでしょう。
もう、戻ってはこないものを嘆いているの。
涙はどこからやってきたのか。
これは未来からやってきた涙なの。
これからを思って。
右と左でどこからきた涙か、わかる。
絵は両目から流れているけれど、実は左ほほから流れている。
冷たい涙を流しているの。
涙が出るってどういうことか。
自分の中の悪いものが出る。
自分の中の澱(おり)が出る。
泣くことによって生まれ変わる。
そこに神の慈悲がある。
そういう風に表現した。
P) 夢ーという絵。
これはね、夢の中で人はおろかになる、ことと関係がある。
人はね、、目覚めているとき、おろかになりたくない。
夢の中でおろかになって、、、幸せになれる、、、そういう絵。
この霊言、、簡単に書いているようですが、実は、ひとつの言葉が
出るまで、何十分もかかっています。
霊媒者としては、それほど力があるわけではありません。
こんな私でも来ていただけているのは、霊の世界に対する飽くなき
探究心があるから。
他のみなさんでも、来てもらえるのは可能だそうです。
ただ、、代償はありますが。
次回、大作、ゲルニカの意味を教えてもらいました。
お楽しみに!!
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